平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
シミュレーション工学 豊田幸裕 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
630115 2年 生物応用化学専攻 自由選択 2単位
授業概要
本講義では、コンピュータを用いたシミュレーションの「予測」としての側面を学ぶため、実測データに基づいた予測モデル構築に必要な理論と手順並びに評価方法を理解する。さらに、与えられた課題に適したモデルを構築し、そのモデルに基づいた幾つかのwhat〜ifシナリオを作成し、導出された結果について議論する。
  到達目標
   1. 最小二乗法が理解できる
   2. 最小二乗法を応用することができる
   3. 多変量解析のメリット・デメリットが理解できる
   4. MATLAB等を用いて、与えられた課題を解くことができる
教科書
配布資料
参考書
「これならわかる応用数学教室:最小二乗法からウェーブレットまで」、金谷健一著、共立出版
「多変量解析のはなし」、有馬哲・石村貞夫共著、東京図書
授業の進め方
授業内容
1 ガイダンス
2 最小二乗法理論(1)
3 最小二乗法理論(2)
4 多変量解析(1)
5 多変量解析(2)
6 多変量解析(3)
7 課題演習(1)
8 課題演習(2)
9 課題演習(3)
10 非線形最小二乗法の理論
11 課題演習
12 CO2濃度の予測モデルの構築(1)
13 CO2濃度の予測モデルの構築(2)
14 CO2濃度の予測モデルの構築(3)
15 CO2濃度予測モデルを用いたwhat〜ifシナリオの作成
成績評価の方法
課題のレポートを100%で評価する。
ただし、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
本講義では、身近な事例を通して、コンピュータによる予測の基礎と応用を学ぶことができます。シミュレーション工学で「予測」に注目しているのは、実社会や産業界では、予測と無縁な業務はないからです。とくに、化学工学分野で広く用いられているケモメトリックスに関する数学的・統計的手法の基礎となる力を、本科目をの演習をとおして身につけて欲しい。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
      B, D