平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
生物化学概論  牛尾 一利 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
630103 1年 生物応用化学専攻 選択必修 2単位
授業概要
生命体の基本である細胞の構造とエネルギー代謝を中心とした機能の関係、及び糖やタンパク質等細胞構成物質の化学について基礎的理解を得る。
  到達目標
   1. 分子間の弱い相互作用について説明できること
   2. 細胞の基本構成物質(脂質や核酸等)と働きについて説明できること
   3. 細胞内小器官の構造と機能について説明できること
   4. 糖の構造と生体における機能について説明できること
   5. タンパク質の構造と生体における各種の機能について説明できること
   6. 酵素とビタミンの働きについて概略を説明できること
教科書
概説 生物化学  島原健三 著  (三共出版)
参考書
コーン・スタンプ生化学  田宮信雄・八木達彦 訳  (東京化学同人)
分子細胞生物学  G.Karp 著 山本正幸、渡辺雄一郎 監訳  (東京化学同人)
生化学辞典  今堀和友、山川民夫 監修  (東京化学同人)
授業の進め方
講義形式及び質疑応答。また、ときどき解決課題を出し取り組んでもらう。
授業内容
1 水の構造と生命、生体分子間の弱い相互作用
2 細胞と生体膜、脂質の化学と生化学
3 細胞1:構造と機能1
4 細胞2:構造と機能2
5 ポルフィリン、鉄−イオウクラスター等の化学と生化学
6 生体とエネルギー
7 単糖類
8 多糖類
9 細胞機能と糖類
10 タンパク質入門
11 タンパク質の構造
12 タンパク質の高次構造と機能
13 酵素;基礎と応用
14 ビタミンと補酵素
15 期末試験
成績評価の方法
期末テストの成績(100%)で評価する。
学生へのメッセージ
広く化学技術者にとって生物化学の基礎を理解しておくことは、環境の保全、人の健康を損なわない技術の開発・実施にとって必須である。このことをよく考えながらしっかり学習を行ってほしい。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
      B-4