先端化学産業概論シラバス

授業科目		担当教員		開講期
先端化学産業概論		伊藤　孝徳、藤田　和夫、未定		集中講義
科目番号		対象学年		必修・選択の別	単位数
630015		1、2年　生物応用化学専攻		必修	1単位
授業概要最近の化学産業における研究開発動向や生産技術の現状と将来について、具体的事例に基づいて概説し、工業生産現場における広い視野に立った問題解決能力を育成する。　　到達目標　　　1. 化学産業における研究開発・生産技術の現状と将来を知り、その中における技術者の倫理や責任について理解する。　　　2. 腐食防食の基礎を理解し、適正な材料選択や環境処理の重要性を認識する。　　　3. 化学物質や化学プラントの安全性評価の手法を知り、技術と安全のかかわり重要性を認識する。
教科書配布プリント参考書なし
授業の進め方具体的事例を多く紹介しつつ、質疑応答を頻繁に行いながら講義する。5時間ずつ3日間の集中講義とする。
授業内容第1回　プロセス開発　・化学産業と取り巻く状況と技術者の役割　・企業における研究開発の進め方　・プロセス開発実施例　・特許戦略　・次世代化学プロセス技術開発第2回　腐食防食工学概論　・腐食とは　・腐食形態の分類と特徴　・各種環境の腐食特性　・各種材料の腐食耐性　・腐食抑制方法第3回　安全工学概論　・化学物質の危険性評価　・危険度評価の手法　・化学プラントの安全思想と安全設計　・反応暴走を考慮したプロセス設計
成績評価の方法レポート（100%）で評価する。
学生へのメッセージ化学産業の生産現場で何が行われているか、具体的な実務例を参考に学び、自分のあるべき化学技術者像を描いてもらいたい。なお、本科目は隔年開講科目であり、偶数年度（元号、西暦とも）に開講する。
学習・教育目標 (生産工学)			学習・教育目標 (電子工学)	学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース	環境材料工学コース		学習・教育目標 (電子工学)	学習・教育目標 (生物応用化学)
				A-1、A-2、D-2、D-3