平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
現代社会と法 竹原 信也 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
600104 専攻科2年 全専攻 選択必修 2単位
授業概要
社会において法・ルールはどのように機能しているのか。それはどのように測定可能か。本講義ではこれらの問いを基軸に、法社会学の考え方を共有し、社会科学の調査方法について学習していく。本年度は、その一環として山間部社宅街の生活について聞き取り調査を実施する予定である。最後に、グループごとに自分たちでテーマを定めて資料を調べたり、実際に調査する等してレポートにまとめる。
  到達目標
   1. 社会における法・ルールの機能について基礎知識を習得している。
   2. 社会科学における質的調査法の考え方を理解している。
   3. 社会科学における量的調査法の考え方を理解している。
   4. レポート・報告書の書き方を習得している。
   5. 調査を計画・実施し報告書を完成させることができる。
教科書
 
参考書
盛山和夫「社会調査法入門」有斐閣ブックス
太田勝造、ダニエル・H・フット、濱野亮、村山眞維編「法社会学の新世代」有斐閣
村山眞維・濱野亮「法社会学」有斐閣アルマ
桜井厚「インタビューの社会学−ライフストーリーのきき方−」せりか書房
授業の進め方
文献・資料を配布するので、分担して発表を行ってもらう。質疑応答を随時行う。また本年度は、実際にインタビュー調査を実施予定である。基礎知識を習得後、自分たちでテーマを定め、調査し報告書の完成を目指す。
授業内容
1 ガイダンス
2 現代社会における法の機能・役割(1)
3 現代社会における法の機能・役割(2)
4 社会調査の目的
5 量的調査と質的調査それぞれの意義
6 調査と研究の進め方
7 インタビュー調査の意義
8 インタビュー調査の実施
9 インタビュー記録の作成
10 インタビュー記録の分析と考察
11 報告書テーマの選定
12 報告書の作成(1)
13 報告書の作成(2)
14 報告書の作成(3)
15 期末試験
成績評価の方法
発表・レポート:30%、期末試験:70%
尚、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
2009年度は「死刑制度」、2010年度は「若者の酒離れ」、2011年度は、「原子力発電」「企業における現場と本部との相互意識」をテーマに報告書を完成させました。
選んだテーマを通じて社会やルールの在り方について考えていきましょう。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
D-1 D-1 D-1 D-3