平成23年度
授業科目 担当教員 開講期
電気工学概論1 河合 英清 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110410 4年 機械工学科 選択必修 2単位
授業概要
電気工学の基礎知識である電気・磁気について理解し、主に直流の基本が理解できること。
  到達目標
   1. 電気の成り立ちが理解できる
   2. 電流、電圧等の電磁現象に関する基本的概念を理解できる
   3. 直流回路の計算ができる
   4. 磁界と磁束の関係が理解できる
   5. 電流の磁気作用および電磁誘導についての原理を理解できる
   6. 磁気誘導について理解できる
教科書
機械系の電気工学 深野あづさ著(コロナ社)
参考書
なし
授業の進め方
授業は、教科書・資料・板書を中心に講義を進め、小テスト(または宿題)を行うことにより、電気工学の理論と実際の理解を深める。
授業内容
前期 後期
1 電子と電流 1 ビオサバールの法則
2 電圧と起電力 2 アンペアの周回路の法則
3 オームの法則 3 磁界中の電流に働く力
4 抵抗の接続 4 電流相互に働く力
5 直流回路の基本 5 直流電動機の原理
6 キルヒホッフの法則 6 磁気回路
7 ジュールの法則 7 磁化曲線
8 中間試験 8 中間試験
9 電力と電力量 9 磁気とヒステリシス
10 熱電現象 10 電磁誘導現象
11 抵抗率と導電率 11 誘導起電力の大きさ
12 抵抗の温度係数 12 自己インダクタンス
13 磁界と磁界の大きさ 13 相互インダクタンス
14 磁束と磁束密度 14 変圧器の原理
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
中間試験と期末試験の結果を80%と、小テスト(または宿題)の結果を20%として、100%で評価する。
学生へのメッセージ
機械工学科の学生にとって、これまで学んだ科目とは内容がかなり異質であり、当初、戸惑うかもしれないが、必要な知識であることを認識し、理解するように努めていただきたい。なお、この科目は電気工学概論2(M5)に続く。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース