平成23年度
授業科目 担当教員 開講期
情報処理2 松原 靖廣 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
151301 3年 環境材料工学科 1単位
授業概要
本授業では、LANに接続されたパーソナル・コンピューター(AT互換機)、OSは、MS-Windows。この環境下でのコンピューターの操作を体験し習得する。自分で考えてコンピュータを使える材料技術者の“たまご or ひよこ”のレベルには到達してください。
  到達目標
   1. MS-EXCELによりデータの統計処理と解析が出来るようになる
   2. MS-EXCELにおけるV.B.A (Visual Basic for Aplications)の活用が出来るようになる
   3. Visual BASIC の簡単なプログラミングが出来るようになる
教科書
学生のためのVisual Basic 若山芳三朗著  東京電気大学出版局
配布するプリント 多数あり
参考書
ネットワーク社会における情報の活用と技術 岡田正 他編 (実教出版)
授業の進め方
教科書の参考問題を各自でプログラミングしてもらう。学生自身がコンピュータとアプリケーションソフトを存分に学び体験する。課題を出したり内容の解説をするにせよ先生は、学生が自らコンピュータを学ぶ手助けをする補助者にすぎない。
授業内容
1 Windowsの基本操作と付属アプリケーションの基本操作
2 MS-EXCELによる統計的データ処理(セラミックス焼結データ)
3 MS-EXCELによる統計の基礎事項(分散、相関、回帰直線など)
4 MS-EXCELのVBA(スクリプト)による簡易シミュレーション(ゴムの応力-ひずみ曲線)
5 MS-EXCELのVBAの応用:MS-VB(ビジュアル・ベーシック)の基本操作、基礎知識
6 MS-VBによるプログラミング例題(最大公約数の求め方)
7 構造化プログラミング
8 中間試験
9 繰り返しや分岐処理のプログラミング
10 MS-VBによる配列変数の利用
11 MS-VBによるジェネラルプロシージャ処理について
12 MS-VBによる グラフィックスのプログラム
13 MS-VBによるファイル処理
14 コンピュータ関連、情報技術関連の話題
15 期末試験
成績評価の方法
試験の点を80%:提出物等の評価20%で全体100点評価。
学生へのメッセージ
表計算ソフト(EXCEL)やワードは卒業研究で活用します。十分に修得にはげみましょう。またプログラミングも簡単な頭の体操だと思えばいいです。“こんなの出来ない”と最初からあきらめないことです。