平成23年度
授業科目 担当教員 開講期
線形システム理論 松木 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
620101 1年 電子工学専攻 選択必修 2単位
授業概要
LTI(線形時不変)システムの表現法や性質を学ぶ上で,ベクトルやノルム空間,フーリエ変換,ラプラス変換などの必要な数学知識を復習しながら,例題を解くことで理解を深める.
  到達目標
   1. ダイナミカルシステムの安定条件などシステムの性質を知っている.
   2. ベクトル/ノルム空間,フーリエ/ラプラス変換などの数学の知識が身についている.
教科書
足立修一 「信号とダイナミカルシステム」 (コロナ)
参考書
小郷寛,美多勉 「システム制御理論入門」 (実教)
吉川昭 「システム、信号処理、そしてプログラミング」 (コロナ)
細江繁幸 「システムと制御」 (オーム)
中溝高好,小林伸明 「システム制御の講義と演習」 (日新)
片山徹 「応用カルマンフィルタ」 (朝倉)
授業の進め方
講義および演習
授業内容
1 信号とシステムの概説
2 信号の分離と操作
3 ダイナミカルシステム
4 ダイナミクスの取扱い
5 フーリエ解析の復習
6 ラプラス変換の復習
7 ベクトル空間
8 <中間試験>
9 ノルム空間
10 LTIシステム ー伝達関数による表現ー
11 LTIシステム ー周波数伝達関数による表現(1)ー
12 LTIシステム ー周波数伝達関数による表現(2)ー
13 LTIシステム ー状態空間による表現(1)ー
14 LTIシステム ー状態空間による表現(2)ー
15 <期末試験>
成績評価の方法
中間試験と期末試験の平均で評価する.授業の欠席回数が1/4を超えた場合は,原則として単位を認定しない.
学生へのメッセージ
電気系,機械系,化学系など様々なシステムのダイナミクスの解析や制御の共通の基礎として,線形システム理論の用途は多岐に渡ります.各理論を学ぶ上で数学の知識も不可欠のため,個人でも十分に復習しながら講義に望んで欲しい.
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    A-2