平成23年度
授業科目 担当教員 開講期
国文学 野口 裕子 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
600102 1年 全専攻 学修単位 2単位
授業概要
日本近代文学を広く読む。特に女性作家による文学作品を読むことから、日本の近代を考える。また、日本の伝統美を追求した作品を読み、日本人の美意識、時代と歴史を考える。さらに、古典文学の影響を受けた作品をも読み、伝承について考える。これらの過程で表現する能力をも培う。
  到達目標
   1. 文学作品を正しく読解する。
   2. 文学作品を通して、その時代について考える。
   3. 自ら問題を発見し、調べ、表現する能力を養う。
   4. 文学作品を通して、豊かな感受性を育む。
教科書
「おはん」(宇野千代)
「春琴抄」(谷崎潤一郎)
「現代文学名作選」(本科4年次使用教科書)
その他の作品については講義で指示し、自作プリントも使用
参考書
特になし
授業の進め方
講義形式を主とする。レポートを課す。試験は論述式で行う。
授業内容
1 ガイダンス
2 日本文学史(近現代を中心に)
3 「みだれ髪」(与謝野晶子)等を読む
4 「たけくらべ」(樋口一葉)を読む
5 「おはん」(宇野千代)を読む(1)
6 「おはん」(宇野千代)を読む(2)
7 「おはん」(宇野千代)を読む(3)
8 日本の美意識を追求した作家とその作品
9 「春琴抄」(谷崎潤一郎)を読む(1)
10 「春琴抄」(谷崎潤一郎)を読む(2)
11 「春琴抄」(谷崎潤一郎)を読む(3)
12 「芋粥」(芥川龍之介)の本説と展開
13 「近代能楽集」(三島由紀夫)の本説と展開
14 日本現代文学の可能性
15 期末試験
成績評価の方法
試験80%、レポート20%。
但し、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として試験を受けられないものとする。
学生へのメッセージ
学修単位を導入するので、レポートは必ず提出すること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
D-1 D-1 D-1 C-1、D-3