平成22年度

授業科目					担当教員				開講期
材料力学3					鎌田　慶宣				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
110502					5年　機械工学科				必修		2単位
授業概要 材料力学1、2より続く内容である。不静定はり、連続ばり、異種材料からなるはり、ひずみエネルギーの理論、柱の問題、曲がりばりの応力と変形、について具体的問題の解法を修得する。 　　到達目標 　　　1. 不静定ばりの応力、変形等を求めることができること。 　　　2. 異種材料の組み合わせばりにおける応力、変形等を求めることができること。 　　　3. 連続ばりにおける、三モーメントの式を理解し、基礎的な連続ばりについて解けること。 　　　4. ひずみエネルギーと、カスチリアーノの定理を理解し、具体的問題に適用できること。 　　　5. 短柱の核を理解し、具体的問題に適用できること。 　　　6. 長柱に対する理論、実験公式を理解し、具体的問題に適用できること。
教科書 材料力学　　中島　正貴　著　　　（コロナ社） 配布資料 参考書 材料力学（第3版）　　黒木　剛司郎　著　　　（森北出版）
授業の進め方 教科書・配布資料・板書を中心に講義を進め、内容の理解と応用力養成のため問題演習を多く行う。
授業内容 前期 後期 1 不静定はり 1 曲げと圧縮を受ける柱の応力 2 連続ばり 2 問題演習 3 異種材料からなるはり 3 偏心軸圧縮荷重を受ける短柱 4 曲げとねじりを受ける軸 4 問題演習 5 問題演習 5 短柱の核 6 問題演習 6 問題演習 7 問題演習 7 問題演習 8 中間試験 8 中間試験 9 引張り・圧縮におけるひずみエネルギー 9 オイラーの座屈 10 せん断とねじりによるひずみエネルギー 10 拘束条件の異なる柱の座屈 11 はりのひずみエネルギー 11 座屈の実験公式 12 カスチリアーノの定理、マクスウエルの定理 12 問題演習 13 問題演習 13 問題演習 14 問題演習 14 問題演習 15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法 この科目は学修単位科目であるので、（９０時間−講義時間）以上の自学自習を必要とする。 したがって、科目担当教員が課した課題の内、{（９０時間−講義時間）×3/4}　時間以上に相当する課題提出がないと単位を認めない。（各課題ごとの時間は担当教員が設定する。） 定期試験ごとに、定期試験を80%、提出物を20%として評価する。年4回の評価の平均を学年の評価とする。
学生へのメッセージ 　各種機械構造物の設計等においては、様々な応力状態における材料力学的知識による解析が不可欠である。材料力学1、2および本講義の内容を修得すれば、実機の設計等に十分役立つ。
学習・教育目標 (生産工学)						学習・教育目標 (電子工学)			学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース			環境材料工学コース
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