平成21年度

授業科目					担当教員				開講期
機械制御					豊田幸裕				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
110506					5年　機械工学科				選択		２単位
授業概要 エネルギーを有効な仕事に変換し，機械を精度良く，思いどおりに動かすためには，コンピュータを用いた制御理論の適用が不可欠である。本講義では，機械の制御で広く使われているフィードバック制御の考え方と、制御性能の評価方法等を理解する。 　　到達目標 　　　1. 自動制御の概念が理解できる 　　　2. ラプラス変換・ラプラス逆変換が理解できる 　　　3. 過渡応答が理解できる 　　　4. 周波数応答が理解できる 　　　5. フィードバック制御系が説明できる
教科書 「絵ときでわかる機械制御」，宇都木諭著，オーム社 参考書 「図解とシミュレーションで学ぶサーボ制御技術入門」，本田昭・長崎仁典共著，日刊工業新聞社 「実験とシミュレーションで学ぶモータ制御」，見城・佐渡・高橋・久保・寺内・高田・藤田共著，日刊工業新聞社
授業の進め方 教科書に沿って解説をしたあと，演習を行う。また，出前実験により，「何のために」，「何を」，「どうする」という点を補完する。
授業内容 前期 後期 1 ガイダンス 1 周波数応答（１） 2 自動制御の解析法（１） 2 周波数応答（２） 3 自動制御の解析法（２） 3 周波数応答（３） 4 自動制御の解析法（３） 4 周波数応答（４） 5 基本要素の伝達関数（１） 5 フィードバック制御（１） 6 基本要素の伝達関数（２） 6 フィードバック制御（２） 7 試験範囲の復習　 7 試験範囲の復習　 8 中間試験 8 中間試験 9 ブロック線図（１） 9 フィードバック制御系の設計（１） 10 ブロック線図（２） 10 フィードバック制御系の設計（２） 11 ブロック線図（３） 11 フィードバック制御系の設計（３） 12 過渡応答（１） 12 ＰＩＤ制御（１） 13 過渡応答（２） 13 ＰＩＤ制御（２） 14 試験範囲の復習　 14 試験範囲の復習　 15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法 この科目は自学自習科目であるため，（９０時間ー４５時間（講義））以上の自学自習を必用とする。したがって，担当教員が課した４５時間x０．７５以上の課題提出がないと単位は認められない。 上記条件の下，成績は，定期試験を８０％，提出課題を２０％で評価する。
学生へのメッセージ コンピュータ技術の進歩に伴い，自動制御の概念は，機械を思いどおりに動かすための重要な技術となっている。講義や実験をとおして本質をつかみ，実際に使える知識にして下さい。
学習・教育目標 (生産工学)						学習・教育目標 (システムデザイン工学)			学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース			環境材料工学コース
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