平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
自然科学史 原田潤平 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
104410 5年 全学科 選択 2単位
授業概要
自然科学の発展を歴史的にたどりながら、われわれ人類の自然観がどのように変遷してきたかをさぐる。とくに現代の科学技術の基礎となる近代科学の特徴と発展過程について詳しく学ぶ。
  到達目標
   1. 近代科学の特徴と発展過程をおおむね理解できる
   2. 力学の形成過程とその自然観を理解できる
   3. 光学の形成過程とその自然観を理解できる
   4. 電磁気学の形成過程とその自然観を理解できる
   5. 熱力学の形成過程とその自然観を理解できる
   6. 相対性理論の形成過程とその自然観を理解できる
   7. 量子力学の形成過程とその自然観を理解できる
   8. 現代科学の自然観を理解できる
教科書
なし
参考書
科学史年表(中公新書)小山慶太 物理学史(裳華房)小山慶太 
授業の進め方
配布するプリントと板書を中心に講義形式で進める。また、適宜、課題・レポートを課す。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス 科学史入門 1 熱力学の完成(1)
2 科学史年表(1) 2 熱力学の完成(2)
3 科学史年表(2) 3 微視的世界(1)
4 現代科学の自然観 4 微視的世界(2)
5 力学の確立と発展(1) 5 量子力学の形成(1)
6 力学の確立と発展(2) 6 量子力学の形成(2)
7 光学(1) 7 量子力学の形成(3)
8 光学(2) 8 基本粒子とその相互作用の探求(1)
9 電磁気学の歴史(1) 9 基本粒子とその相互作用の探求(2)
10 電磁気学の歴史(2) 10 宇宙観の変遷(1)
11 特殊相対性理論の誕生(1) 11 宇宙観の変遷(2)
12 特殊相対性理論の誕生(2) 12 湯川秀樹と朝永振一郎
13 一般相対性理論の誕生(1) 13 南部陽一郎、小林誠と益川敏英
14 一般相対性理論の誕生(2) 14 科学史総括
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験70%、課題・レポートなど30%で評価する。
学生へのメッセージ
近代科学がいかなる過程を経て形成されたのか、またどのような特徴を持っているのか、われわれの自然観をどのように変えたのか、よく勉強してこれらの理解に努めて欲しい。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
D-1 D-1 D-1  D-3