平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
国語3 森長 新・木本 伸・長原 しのぶ・内田 泉 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
101130 3年 全学科 選択 2単位
授業概要
本講義では現代文読解能力のさらなる充実を図るとともに、論理的に考え、表現する能力を獲得させる。また、これを通して日本語や日本文化についての教養を身につけることを目標とする。
  到達目標
   1. 評論文の確かな読解力を身につけ、要約文を書くことができる。
   2. 小説や詩を読み、自分の感想、考えを持ち、表現することができる。
教科書
精選現代文  (東京書籍)
参考書
カラーワイド新国語要覧  (大修館書店)
授業の進め方
教科書にある小説や詩と評論の読解を中心とし、授業中の質問を多くして、学生が自分の意見を積極的に述べるようにする。また、「意見文」や「感想」を書くことで、表現力を養う。
授業内容
前期 後期
1 評論 最初のペンギン(茂木健一郎) 1 評論 言語と記号(丸山圭三郎)
2 評論 最初のペンギン(茂木健一郎)〈表現〉要約を書く 2 評論 言語と記号(丸山圭三郎)〈表現〉要約を書く
3 小説 山月記(中島敦)  3 小説 舞姫(森鴎外)鴎外について学ぶ
4 小説 山月記(中島敦) 4 小説 舞姫(森鴎外)
5 小説 山月記(中島敦) 5 小説 舞姫(森鴎外)
6 小説 山月記(中島敦) 6 小説 舞姫(森鴎外)
7 小説 山月記(中島敦)〈表現〉感想を書く 7 小説 舞姫(森鴎外)〈表現〉感想を書く
8 中間試験 8 中間試験
9 評論 メディアは何を変えるのか?(杉本卓)  9 評論 であることとすること(丸山真男)
10 評論 メディアは何を変えるのか?(杉本卓) 10 評論 であることとすること(丸山真男)
11 評論 メディアは何を変えるのか?(杉本卓)〈表現〉意見を書く 11 評論 であることとすること(丸山真男)
12 小説 カンガルー日和(村上春樹) 12 小説 赤い繭(安部公房)
13 小説 カンガルー日和(村上春樹) 13 小説 赤い繭(安部公房)
14 小説 カンガルー日和(村上春樹)〈表現〉感想を書く 14 小説 赤い繭(安部公房)〈表現〉感想を書く
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験(80%)と平常の学習活動(提出物等20%)で評価する。
学生へのメッセージ
主体的に授業に参加し、しっかりと考え、積極的に発言してほしい。授業をきっかけに自身の読書の多様化を図り、読書量を増やして欲しい。