平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
国語2 森長 新・長原 しのぶ 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
101120 2年 全学科 選択 3単位
授業概要
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、読解力を向上させ、自分の考えを論理的にまとめ、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養うことを目標とする。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで思考力を向上させ、豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
  到達目標
   1. 確かな読解力を身につける。
   2. 論理的で客観的な文章表現ができる。
   3. 自分の考えや感想を、文章で表現できる。
   4. 古典文学の基礎的な知識、読解方法を身につける。
   5. 近現代の文学作品に関する基礎的な知識を身につける。
教科書
国語総合 改訂版 北原保雄 監修 (大修館書店)
参考書
国語要覧 (大修館書店)
ジャンプアップ高校漢字問題集(東京書籍)
授業の進め方
授業は教科書の読解を中心に進め、板書やプリントを用いて学習意欲を高めつつ、理解を深めていく。漢字の習得のために小テストを行う。作文能力を養うよう、感想文、作文を書く。
授業内容
前期 後期
1 随想「真実の鏡」
物語・日記「伊勢物語」
1 評論(二)「二一世紀における写真」
2 随想「真実の鏡」
物語・日記「伊勢物語」
2 評論(二)「二一世紀における写真」
3 随想「真実の鏡」
物語・日記「土佐日記」
3 評論(二)「二一世紀における写真」
4 小説(一)「鏡」
物語・日記「土佐日記」
4 表現:必要な情報を読み取り、発表する
5 小説(一)「鏡」
唐代の詩文「絶句」他
5 日本語「短歌を訳す−言葉の壁を越えて」
6 小説(一)「鏡」
唐代の詩文「絶句」他
6 日本語「短歌を訳す−言葉の壁を越えて」
7 小説(一)「鏡」 作品を読み比べる
唐代の詩文「絶句」他
7 日本語「短歌を訳す−言葉の壁を越えて」
表現:情報を収集・整理して記録や報告を書く
8 中間試験 8 中間試験
9 評論(一)「自然と人間の関係をとおして考える」
和歌・俳諧「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」「おくのほそ道」
9 小説(二)「なめとこ山の熊」
10 評論(一)「自然と人間の関係をとおして考える」
和歌・俳諧「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」「おくのほそ道」
10 小説(二)「なめとこ山の熊」
11 評論(一)「自然と人間の関係をとおして考える」
和歌・俳諧「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」「おくのほそ道」
11 小説(二)「なめとこ山の熊」
12 さまざまな文章「良識派」他
和歌・俳諧「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」「おくのほそ道」
12 評論(三)「メディアとしての顔」
13 さまざまな文章「良識派」他
孔子と孟子の思想「論語」「孟子」
13 評論(三)「メディアとしての顔」
14 さまざまな文章「良識派」他
孔子と孟子の思想「論語」「孟子」
14 評論(三)「メディアとしての顔」
表現:相手の立場や考えを尊重して話す
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
年4回の定期試験80%、平常点(漢字テスト、提出物等)20%で評価する。
学生へのメッセージ
国語はあらゆる学問の基礎になることを自覚し、読解力や表現力の向上に努めてもらいたい。また、古典に触れ、豊かな世界を鑑賞するように努める。夏休みには読書感想文を課す。新聞にも親しんでほしい。