平成21年度

授業科目					担当教員				開講期
回路理論3					香川　福有				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
121407					4年　電気情報工学科				学修単位・選択		2単位
授業概要 （1）ひずみ波交流をフーリエ級数を用いて表現することとその物理的意味を学ぶ （2）電気回路の過渡現象の解析方法を学ぶ。 （3）回路網を4端子回路で扱う方法を学ぶ。 　　到達目標 　　　1. ひずみ波交流をフーリエ級数を用いて表現でき、その物理的意味が理解できること。 　　　2. 過渡現象の解析ができること。 　　　3. 4端子回路について、4端子定数を求め応用できること。
教科書 基礎からの交流理論　　小郷　寛　原著　小亀、石亀　著　　（電気学会） 参考書 詳解　電気回路演習　上　大下眞二郎　著　（共立出版）
授業の進め方 　教科書に沿って進めるが、省略する部分もある。ノートをきちんと取るように。試験は自学自習課題の内容を中心に出題する。
授業内容 前期 後期 1 ひずみ波交流と正弦波交流 1 直流電源回路の過渡現象　4 2 フーリエ級数 2 直流電源回路の過渡現象　5 3 フーリエ係数の計算法　1 3 直流電源回路の過渡現象　6 4 フーリエ係数の計算法　2 4 交流電源回路の過渡現象　1 5 フーリエ係数の計算例　1 5 交流電源回路の過渡現象　2 6 フーリエ係数の計算例　2 6 交流電源回路の過渡現象　3 7 フーリエ係数の計算例　3 7 過渡現象まとめ 8 中間試験 8 中間試験 9 ひずみ波交流の電圧、電流 9 4端子回路（概論） 10 ひずみ波交流電力 10 4端子回路（Ｚ行列） 11 過渡現象とはなにか 11 4端子回路（Ｙ行列） 12 直流電源回路の過渡現象　1 12 4端子回路（F行列1） 13 直流電源回路の過渡現象　2 13 4端子回路（F行列2） 14 直流電源回路の過渡現象　3 14 4端子回路（F行列3） 15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法 （1）定期試験（定期試験４回とその間に４回定期試験と同じ規格の試験を行う、試験は計８回行う。１／４期の成績は、この間の２つの試験と提出物で評価する）を９０％、提出物を１０％で評価する。 （2）この科目は学修単位科目であるので、（４５時間−講義時間）以上の自学自習を必要とする。したがって、科目担当教員が課した課題の内、{（４５時間−講義時間）×3 /4}　時間以上に相当する課題提出がないと単位を認めない。（各課題ごとの時間は担当教員が設定する。）
学生へのメッセージ 電気回路の問題を解くことは、電気電子工学の重要な基礎能力の一つであり、将来、いずれの分野を専攻しても、要求されるものである。できる限り多くの演習問題に接して、問題を解く要領を会得してほしい。電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標 (生産工学)						学習・教育目標 (システムデザイン工学)			学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース			環境材料工学コース
						A-1、B-1