平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
電気回路4 福田 京也 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130408 4年 電子制御工学科 選択 1単位
授業概要
3年生において修得した微分方程式の解法や制御工学で学んだラプラス変換などの手法を用いて電気回路の過渡現象を解き、その現象の物理的意味を明らかにする。

  到達目標
   1. RLおよびRC回路の過渡現象について計算ができること。
   2. RLC回路の過渡現象について計算ができること。
   3. ラプラス変換を用いて過渡現象の計算ができること。
教科書
交流理論  小郷寛 著  電気学会 および 配布資料を基にする。
参考書
電気回路演習(下)  大下真二郎 著  共立出版
トレーニングノート電気基礎(下)
授業の進め方
黒板での演習や演習問題の提出物等で演習を多く取り入れながら進める。RL,RC,およびRLC回路における過渡現象問題が、通常の微分方程式を基にした解法およびラプラス変換などを基に解けるようにすることを目標とする。
授業内容
1 過渡現象とはどういうものか
2 RL回路の過渡現象1
3 RL回路の過渡現象2
4 RC回路の過渡現象
5 初期条件の考え方
6 直流電源と少し複雑な回路の過渡現象1
7 直流電源と少し複雑な回路の過渡現象2
8 中間試験
9 RC回路と電荷量不変則の応用
10 RLC直列回路の過渡現象1
11 RLC直列回路の過渡現象2
12 LC直列回路の過渡現象
13 交流回路の過渡現象
14 ラプラス変換による過渡現象の解法
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験で評価する。
学生へのメッセージ
微分方程式の解法や制御工学で学んだラプラス変換の基礎知識が必要となる。
微分方程式の解法およびラプラス変換についてよく理解をしておくこと。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-1