平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
無機材料特論 谷 耕治 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610111 1年 生産工学専攻
(材料系)
選択必修 2単位
授業概要
 これまでに学んだセラミックスの原子構造、製造プロセス等の基礎知識を基に、実用ファイン・セラミックスの概要、製造方法、組織、物性に関する内容を学ぶ。
 同様の内容を英文の副読本でも学び、英文内容の理解能力を養う。
  到達目標
   1. 化学結合の違いによる、金属材料、有機材料、無機材料の本質的な差異が理解できること。
教科書
ニューセラミックス  坂野久夫 著  (パワー社)
Ceramography
参考書
アドバンストセラミックス  宗宮重行 編  (講談社サイエンティフィックス)
ファインセラミックス読本 一ノ瀬 昇 編著 (オーム社)
セラミックサイエンス 柳田 博明 編著 (技法堂出版)
不思議な石ころ電子セラミックス 泉 弘志 (誠文堂新光社)
授業の進め方
 教科書を輪読し、必要な箇所についてビデオ教材等を用いて総合的な解説を行う。また、適宜課題を出す。英文副読本は毎週読み続けていく。
授業内容
1 ファインセラミックス、金属材料、有機材料
2 粉体の合成・成型法
3 焼結
4 アルミナセラミックス
5 ジルコニアセラミックス
6 チタニアセラミックス
7 窒化珪素
8 中間試験
9 炭化珪素セラミックス
10 圧電、イオン伝導、超伝導
11 圧電体材料セラミックス
12 フェライト、酸化鉄セラミックス
13 超硬、マシナブルセラミックス
14 セラミックスによる表面改質
15 期末試験
成績評価の方法
成績は定期試験の点を80%、提出物、発表等の評価を20%とする。
学生へのメッセージ
 セラミックスの知識を単に学ぶだけでなく、金属材料とセラミックスの比較、コストと用途等、複眼的な物の見方考え方ができるよう資料を深読みしてほしい。不明な点は自力で参考文献を見つけだし、概要を理解し、仕事の計画を立てられるよう努力していただきたい。
 英語の文献を正しく理解できるようになって欲しい。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
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