平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
生産技術表現演習 吉川貴士 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610012 1年 生産工学専攻 必修 1単位
授業概要
論理的な文章構成および明快な文章表現方法について学ぶ。また、講義に加え、演習を行い、身につける。
  到達目標
   1. 論理的で正確な文章を構成することができる
   2. 明快な文章表現方法を理解し、記述できる
教科書
国語表現ハンドブック 長谷川泉 著 (明治書院)
参考書
理工系の日本語作文トレーニング 若林敦 著 (朝倉書店)
レポートの組み立て方 若林敦 著 (朝倉書店)
日本語文章力 渡辺富美雄 著 (かんき出版)
問題解決力を鍛えるトレーニングブック 奈良井安 著 (かんき出版)
上手な文章が面白いほど書ける本 瀬下恵介 著 (中経出版)
日本語の作文技術 本多勝一 著 (朝日文庫)
授業の進め方
文章構成や表現方法について講義を行う。与えられた課題に対して授業中または家庭学習において文章を書く。指導教員はそれらの文章に対して添削を加えながら、解説講義を行なう。
授業内容
1:授業の進め方、評価について。
2:論理的文章表現について
3:導入部の構成について
4:小論文の構成
5:段落の意味
6:他人が書いた文章のおかしいところを指摘し、推敲する
7:メモの取り方、まとめ方


上記項目において講義と演習を組み合わせる。


成績評価の方法
レポート(提出物)100%
学生へのメッセージ
我々の日常の言語活動の中「書く」のは5%にすぎないという報告がある。そのことから考えても「書く」能力の向上には、その時間を意識的に増やすと共に「書く」ための学習が不可欠だということができる。書くということは、書くべき内容を「理解し」「まとめて」いないと、書くための表現手法をもっていたとしてもそれを駆使することができない。「考えて、理解する」「まとめる」「書く」という一連の活動のトレーニングを繰り返し行なおう。実験や研究の報告書を書くことは、専攻科の学習においても、また、将来、専門的な仕事に就いてからも、必要なものである。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
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