平成21年度
授業科目 担当教員 開講期
数値解析学及び演習 三井 正 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
620001 1年 電子工学専攻 必修 3単位
授業概要
工学・生産技術の基礎となる諸問題を数値解析学的に解く方法を、理論とともにC言語を使用したパソコンでの演習を行う。ニュートン法、数値積分、常微分方程式の数値解法などの手法について学び、応用演習を行う。
  到達目標
   1. ニュートン法の原理を理解して、プログラミング・実行・図示ができること。
   2. 数値積分法を理解して、プログラミング・実行ができること。
   3. 連立方程式の解法を理解して、プログラミング・実行・図示ができること。
   4. 常微分方程式の解法を理解して、プログラミング・実行・図示ができること。
   5. 各数値計算法において収束・計算精度の問題を理解していること。
教科書
C言語による電気・電子工学問題の解法  佐藤次男 著  (森北出版)
参考書
やさしく学べるC言語 福田良之介 著  (森北出版)
数値計算法 小澤一文著 (共立出版)
授業の進め方
教科書をもとに各算法を解説し、課題を実際にプログラミングする演習を行う。また、適宜小テストを行い、習得の程度を確認する。
授業内容
前期 後期
1 シラバスの説明、電子計算機の利用法 1 C言語:配列
2 C言語:基本・演習 2 C言語:配列・演習:統計処理標準偏差
3 C言語:プログラミングの基本・演習 3 C言語:配列・演習:統計処理相関係数
4 C言語:条件分岐・演習 4 連立方程式:ガウスの消去法
5 C言語:繰り返し処理・演習 1 5 連立方程式:電気回路
6 C言語:繰り返し処理・演習 2 6 連立方程式:エクセルによる図示
7 ニュートン法:3次方程式 1 7 連立方程式:手法の検討
8 ニュートン法:3次方程式 2 8 中間試験
9 ニュートン法:エクセルによる図示 9 常微分方程式:オイラー法
10 ニュートン法:収束の問題点 10 常微分方程式:ルンゲ・クッタ法
11 数値積分:台形則 11 常微分方程式:両方法の比較検討、図示
12 数値積分:シンプソンの公式 12 高階常微分方程式:ルンゲ・クッタ法 1
13 数値積分:きざみ幅と計算精度 13 高階常微分方程式:ルンゲ・クッタ法 2
14 数値計算手法総合演習 14 数値計算手法総合演習
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を80%、演習課題を20%で評価する。なお、欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
授業内容の定着を図るために演習やコンピュータによるトレーニングを行うので、積極的に参加すること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    A-1