平成20年度
授業科目 担当教員 開講期
環境材料実験基礎 松原・日野・高見 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
151202 2年　環境材料工学科 選択必修 １単位
授業概要
　ガラス器具、実験器具、試薬、廃液処理など安全や環境に関する諸注意とともに、基礎的な実験器具の使い方、実験操作および実験ノートやレポートの作成法を習得する。
　　到達目標
　　　1. 実験に対する心構えを理解する。（実験の意義、安全教育）
　　　2. レポートの書き方を習得する。（図・表、考察、提出期限）
　　　3. 基本的な実験器具が使える。（ガラス機器、測定機器）
　　　4. 簡単な実験を遂行できる。（基礎的な物理実験、化学実験）
教科書
配布テキスト
参考書
実験実習安全必携、独立行政法人国立高等専門学校機構
安全の手引き
授業の進め方
　１週目：ガイダンス。２週目以降は、解説を行った後、４〜５名の班毎に実験を行う。実験で得られた情報は、実験ノートに記録し、毎回レポートにまとめて提出する。
授業内容 
１　ガイダンス
２　レポートの書き方
３　実験器具の使い方（１）
４　実験器具の使い方（２）
５　実験器具の使い方（３）
６　単位換算演習
７　基礎物理実験（１）
８　基礎物理実験（２）
９　基礎化学実験（１）
１０基礎化学実験（２）
１１基礎電磁気実験（１）
１２基礎電磁気実験（２）
１３基礎科学実験（１）
１４基礎科学実験（２）
１５まとめ
成績評価の方法
　レポート４０％、実験ノート３０％、口頭試問３０％で評価する。なお毎回提出されたレポ−トの体裁および内容を１０点満点、実験ノートで取組姿勢を１０点満点で評価し、口頭試問の応答状況を３０点満点で評価する。提出物の遅延は、レポート点を半減する。特別な事由の無い無断欠席は該当実験に対する評価を行わない。
学生へのメッセージ
　安全に実験遂行するため、必ず事前にテキストに目を通し実験手順を把握しておくこと。また、実験に関する諸注意を聞き逃す程の遅刻や居眠りは、欠席扱いとする。実験手順や気付いたことや得られた結果は、その都度ノートにまとめるとともに、レポートでは、身の回りの自然現象に例えながら現象解明に対する探究心と理論的な解析力も養ってもらいたい。レポートは毎週、実験ノートは２週毎に次回実験の前日１７：００までに提出すること。提出物の締切り、実験にふさわしい服装には、厳しく指導する。欠席時のレポートや実験ノートは、班員と連絡を取り、必要に応じて追加実験を行った上で提出すること。