平成20年度
授業科目 担当教員 開講期
電気機器B 稲見和生 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
121523 5年 電気情報工学科
(電気工学コース)
学修単位・選択 2単位
授業概要
電気主任技術者の資格取得のために必要な科目である。直流機、同期機、誘導機、変圧器、パワーエレクトロニクス、制御工学などについて、資格試験の過去問題を解くことを中心に授業を行う。
  到達目標
   1. 電気機器に生じる現象について理解すること。
   2. 等価回路を用いた電気機器の特性解析ができること。
   3. 専門用語の定義が説明でき、式が書けること。
教科書
電験三種よくわかる機械 新井信夫、早川義晴 共著  (オーム社)
参考書
電気機器  藤田宏 著  (森北出版)
電気機器(1)(2)  野中作太郎 著  (森北出版)
授業の進め方
講義主体でなく、学生が問題を解答することを主体に進めていく。
授業内容
前期 後期
1 三相誘導機の構成と回転原理 1 三相変圧器の結線法
2 三相誘導機のすべり周波数 2 単巻変圧器の自己容量とV結線
3 三相誘導機の等価回路の導出 3 同期機の構成
4 三相誘導電動機の等価回路の導出2 4 同期機に発生する回転磁界と誘導起電力
5 三相誘導電動機の特性解析1 5 同期機の等価回路の導出
6 三相誘導電動機の特性解析2 6 電機子反作用と同期インピーダンス
7 三相誘導電動機の特性解析3 7 同期発電機の特性解析1
8 中間試験 8 中間試験
9 三相誘導電動機のトルクと比例推移 9 同期発電機の特性解析2
10 三相誘導電動機の速度制御 10 同期発電機の短絡比と出力
11 変圧器の誘導機電力と等価回路 11 同期電動機の回転原理
12 変圧器の特性解析1 12 同期電動機の特性解析1
13 変圧器の特性解析2 13 同期電動機の特性解析2
14 電圧変動率、効率 14 同期電動機の位相特性
15 期末試験
15 期末試験
成績評価の方法
この科目は学修単位科目であるので、(90時間−講義時間)以上の自学自習を必要とする。
したがって、科目担当教員が課した課題の内、{(90時間−講義時間)×3/4} 時間以上に相当する課題提出がないと単位を認めない。
評点=0.7×定期試験+0.3×平常点 で評価する。
ただし、平常点=授業態度+課題評価
平常点は最大100点までとする。
学生へのメッセージ
電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-1 学習・教育目標
(生物応用化学)