平成20年度
授業科目 担当教員 開講期
画像処理 平野雅嗣 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
121410 4年 電気情報工学科 選択必修 2単位
授業概要
 人間からコンピュータヘ入力する方法、コンピュータから人間へ出力する方法を、誤認識の防止や効率という観点から論じ、より良いヒューマンインタフェースを設計する指針を修得する。また、対象物を理解しやすいよう視覚化するためのグラフィックスの手法を修得する。
  到達目標
   1. 計算幾何学、色彩理論について理解し、説明できること
   2. 画像の認知モデルについて理解し、各種画像に適用できること
   3. 図形表示アルゴリズムについて理解し、実際に適用できること
   4. 画像強調、CADのためのモデル、グラフィックスアルゴリズムについて理解し、説明できること
教科書
ビジュアル情報処理−CG・画像処理入門 (CG-ARTS協会)
参考書
ディジタル画像処理(CG-ARTS協会)
コンピュータグラフィックス(CG-ARTS協会)
授業の進め方
教室での講義形式で行い、演習は別途実習で行う。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス 1 ポリゴン画面
2 ビジュアル情報処理とディジタルカメラモデル 2 レンダリング
3 座標系とモデリング 3 影付け
4 ビジュアル情報処理の幾何学的モデル 4 マッピング
5 ビジュアル情報処理の光学的モデル 5 より高度で多様な表現法
6 ディジタル画像 6 アニメーション
7 画像処理の分類と役割 7 特殊効果のアニメーション
8 中間試験 8 中間試験
9 画像の性質を表す諸量 9 キャラクタのアニメーション
10 画素ごとの濃淡変換 10 画像からの情報の抽出
11 領域に基づく濃淡変換 11 パターン認識
12 画像の濃淡変換 12 3次元再構成
13 モデリング 13 入出力と伝送・蓄積のための処理
14 曲線・曲面 14 画像符号化
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験70%、受講状況(受講態度、発表点)10%、小テスト20%
学生へのメッセージ
CG検定を受検する者には最適な内容となっている。近年、発展を遂げている技術について理解を深めたい。時々、小テストを行うので、普段から予習復習を行っておくこと。情報処理技術者関連科目。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
A-2 学習・教育目標
(生物応用化学)