平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
総合実習 石井 重典 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110308 3年 機械工学科 必修 3単位
授業概要
工作実習での実践の基礎のうえに理論が生まれ、理論が実践を効果的にするとともに、実践が理論を発展させるものである。機械工作法は技術の根幹をなすものであり、鋳造、鍛造、溶接、手仕上げ及び各種工作機械の実習により、理論と実践との融合を授業目標とする。
  到達目標
   ・鋳鉄の鋳込みが出きる。
   ・ガス切断、炭酸ガス溶接、不活性ガス溶接の基本作業が出きる。
   ・測定機器の正確な読み取りが出きる。
   ・旋盤の加工精度を百分の3程度に出きる。
   ・ホブ盤を用いて歯車を作れる。
教科書
プリント(かみ合いクラッチ式歯車変速機の図面)
参考書
なし
授業の進め方
教員1名、技術員6名計7名で、5班編成で実施する。それぞれの班に班長及び副班長を置く。
班長は班を統括し、副班長は班長を補佐する。
報告書を次回実習時に提出する。
授業内容
 かみ合いクラッチ式歯車変速機の製作及び運転試験並びに鋳造、鍛造の実習
第1週〜第5週
1。工程表の作成と部品の製作及び検査並びに鋳造、鍛造の実習
第6週〜第10週
1。部品の製作及び検査並びに鋳造、鍛造の実習
第11週〜第15週
1。部品の製作及び検査並びに鋳造、鍛造の実習
第16週〜第20週 
1。部品の製作及び検査並びに鋳造、鍛造の実習
第21週〜第25週 
1。組立て及び検査、運転試験並びに鋳造、鍛造の実習
第26週〜第30週 
1。調整及び運転試験並びに鋳造、鍛造の習熟実習

成績評価の方法
評価は実習の技術(50%)、関心(10%)工夫(10%)及び報告書(30%)により総合的に評価する。
見学した場合の評価は80点満点とする。
欠席した場合の評価は0点とする。
学生へのメッセージ
安全マニュアルにある実習の遵守事項を守り,怪我をしないようにしてください。
実習中は実習服等を正しく着用すること。実習服を忘れた者あるいは注意を聞かない者は見学させる。
講義(機械工作法)の内容が実習中いたるところに出てくるから、思い出しながら良く注意して実習して欲しい。