平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
情報処理 今村 俶啓 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110302 3年 機械工学科 選択 3単位
授業概要
1 情報基礎   ・・情報処理社会人として必要な、情報の基礎について理解する。
2 プログラミング・・Visual Basic プログラムの演習を通して、コンピュータの動作や操作についての理解を深めるとともに実用的なプログラムを作成するための基礎、技能を習得することを目的とする。
  到達目標
   1. 入手した情報を加工・表現する際に守らなければならないことが理解できる
   2. 情報を発信する際には責任が伴うことを理解できる
   3. セキュリティを守るための技術を理解し、情報化社会を生きるために自らを守ることができる
   4. 有害情報やインターネット上の犯罪について知り、高度情報化社会の負の面について理解できる
   5. 情報に関する法律について理解し、他人や著作権や個人情報の重要性について理解できる
   6. Visual Basic を用いて、分岐処理のフ゜ロク゛ラミンク゛ができる
   7. Visual Basic を用いて、繰り返し処理のフ゜ロク゛ラミンク゛ができる
   8. Visual Basic における一次元配列、二次元配列を理解できる
   9. Visual Basic におけるプロシージャを理解できる
教科書
学生のためのVisual Basic 若山芳三郎著 (東京電機大学出版局)
ネットワーク社会における情報の活用と技術  岡田正他編 (実教出版)
参考書
なし
授業の進め方
教室での講義と電子計算機室でコンピュータを用いた演習と実習を行う。
授業内容
前期 後期
1 情報の活用と発信・・情報発信後の責任と評価 1 分岐処理 Select Case文
2 情報の処理と技術・・認証、パスワード、暗号化 2 分岐処理 オプションボタン、チェックボックス
3 情報の処理と技術・・ファイアウォール、コンピュータウィルス 3 繰り返し処理 For〜Next文
4 情報と社会生活・・情報伝達の多様化 4 繰り返し処理 Do〜Loop文
5 情報と社会生活・・情報の受信・発信 5 一次元配列1
6 情報と社会生活・・有害情報 6 一次元配列2
7 情報と社会生活・・情報の利便性、弊害、信頼性 7 二次元配列1
8 情報と社会生活・・情報に関する法律 8 二次元配列2
9 情報と社会生活・・インターネットと犯罪 9 Sub プロシージャ
10 Visual Basic によるプログラミング・・概要 10 Function プロシージャ
11 文字を表示するプログラム・・終了、保存 11 グラフィックスについて
12 簡単な計算・・変数、関数
12 ファイル処理
13 分岐処理 If文、構造化プログラミング 13 応用プログラム演習1
14 課題の演習、オブジェクト指向について 14 応用プログラム演習2
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
前期は定期試験(80%)、演習点(20%)、後期は定期試験(50%)、フ゜ロク゛ラム理解(10%)、完成度(8%)、作業点(20%)、取組点(5%)、課題テスト(7%)で評価を行う。
学生へのメッセージ
情報社会での必要な基礎や技術を習得して欲しい。

プログラミングでは、論理的な思考やアルゴリズムを取得する技術が必要である。パズルを解く要領でがんばって欲しい。