平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
機械工学入門 刑部、鎌田、谷口、松田、下村、豊田、石井、吉川、宮田、谷脇 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110101 1年 機械工学科 必修 1単位
授業概要
5年間の在学中に学習する機械工学科専門科目の概要およびその必要性を把握すること。ならびにエンジニアの基本であるアイデアの創出方法およびプレゼンテーションスキルを学ぶ。
  到達目標
   ・5年間の在学中に学習する機械工学科専門科目の概要を理解できる
   ・専門科目の内容が日常生活の中にどのように取り入れられ(利用され)ているかを理解できる
   ・与えられた課題を解決するために必要なアイデアの創出方法を理解し、用いることができる
   ・プレゼンテーションの意味(論理的思考)が理解できる
   ・プレゼンテーションに用いる資料作りができる
教科書
モノづくり解体新書 一の巻/ (日刊工業新聞社)
参考書
新しい機械の教科書 門田和雄著 (オーム社)
図解雑学機械のしくみ 大矢浩史監修 (ナツメ社) 
プレゼンテーション力を鍛えるトレーニングブック 柴田正幸著 (かんき出版)
創造力育成の方法 塚本真也著 (森北出版)
授業の進め方
前半は教科書およびプリント、適宜、OHPやビデオを使用を用いて講義を進め、機械工学科の5年間において学ぶ専門科目と生活の中に利用されているメカニズムや考え方を学ぶ。
後半はものづくりの初めの段階であるアイデアの創出方法や意思伝達(説得)するためのプレゼンテーションスキルについて学ぶ。
授業内容
1 概要・評価方法などの説明
2 設計とはなにか
3 構造設計の検討
4 運動の向きを変えて伝達する方法
5 流体について
6 エンジンとは
7 動きを制御する方法
8 中間試験
9 デザイン工学の概説
10 アイデアの創造
11 アイデアの具体化(設計仕様)
12 プレゼンテーションについて
13 1分間スピーチ
14 アイデアのプレゼン
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験(科目内容の理解)50%、プレゼンテーション20%、アイデア力10%、提出物20%で評価する。
学生へのメッセージ
機械工学科で学ぶ専門科目についておおよその内容を理解し、また、将来各自どの分野の技術者を目指すかの指針として学習することが重要です。