平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
自然科学史 竹田 正 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
104410 5年 全学科 選択 2単位
授業概要
自然科学の発展を歴史的にたどりながら、人類が対象としての自然をどのように認識してきたか(自然観の変遷)をさぐる。とくに現代科学技術の源となる近代科学特徴、発展過程について詳しく学ぶ
  到達目標
   ・1.歴史の一分野としての科学史についておおむね理解できる
   ・2、古代の数学ではどんなことがわかっていたかを資料から探索し理解できる
   ・3、天動説の論拠とそれにいたる経過を理解できる
   ・4、地動説についてその経過ならびにその論理を理解できる
   ・5、ガリレオ運動学の経過を理解できる
   ・6、ニュ−トン力学の形成過程を学び理解できる
   ・7、近代科学諸分野に付いてその掲載過程と論拠を理解できる
   ・8、現代科学技術のかかえる困難性について理解できる
教科書
なし、プリント教材
参考書
ダンネマン著 大自然科学史(三省堂)
授業の進め方
授業は資料を基に、当時の一般的な自然観と注目している自然科学者の自然観を学び、併せて現代的にはそれをどのように解釈できるかをさぐり自然観の変遷を学ぶ
授業内容
前期 後期
1 科学史とはどんな学問か 1 ガリレオ運動学1
2 認識の枠組み 2 ガリレオ運動学2
3 古代の数学 バビロニア1 3 ニュ−トン力学の形成1
4 古代の数学 バビロニア2 4 ニュ-トン力学の形成2
5 古代の数学 エジプト 5 ニュ-トン力学の形成3
6 古代の数学 ギリシャ 6 近代化学の形成1
7 古代の天文学 7 近代化学の形成2
8 中間試験 8 中間試験
9 天動説1 9 電磁気学の歴史1
10 天動説2 10 電磁気学の歴史2
11 天動説3 11 蒸気機関
12 コペルニクス天文学 12 熱力学
13 ケプラ-天文学 13 進化と進化論
14 ガリレオ天文学 14 現代科学技術の特徴
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験80%、毎時間の演習20%で評価する
学生へのメッセージ
科学史はわれわれ人類が自然をどのように認識してきたかを問う学問であるから、単に知識として見聞を広めるだけでなく、未来を眺望して欲しい
学習・教育目標
(生産工学)
D-1 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
D-1  学習・教育目標
(生物応用化学)
D-3