平成19年度

授業科目					担当教員				開講期
政治・経済					井上　嘉仁				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
101250					4年　全学科				選択		2単位
授業概要 第1、経済学の基礎を学び、市場メカニズムの重要性と欠点を理解できるようにすること。 第2、日本という国の基本的な形を知り、国家がすべきこと、してはならないことを理解すること。 　　到達目標 　　　1. 国民国家誕生の思想と歴史を理解できること。 　　　2. 国家の基本構造を理解できること。 　　　3. 民主政の長所と欠点を理解できること。 　　　4. 自由の大切さを理解できること。 　　　5. 自由の限界を理解できること。 　　　6. 競争的市場の重要性を理解できること。 　　　7. 公共政策の必要性を理解できること。 　　　8. 国民経済の全体像を把握できること。 　　　9. 基本的な経済発展の歴史を把握できること。 　　　10. 事件や政策について各自の意見をもてること。
教科書 詳説　政治・経済　（山川出版社） 参考書 痛快！経済学　中谷　巌　著　（集英社文庫） 高校生のための経済学入門　小塩隆士　著　（ちくま新書） 入門経済学　J・E・スティグリッツ著　藪下史郎　他訳　（東洋経済新報社） 憲法1人権、2統治　渋谷秀樹、赤坂正浩　著　（有斐閣アルマ） 憲法への招待　渋谷秀樹　著　（岩波新書） 憲法判例百選�T・�U　芦辺信喜　他編　（有斐閣）
授業の進め方 講義形式で行う。適宜プリントを配布する。
授業内容 前期 後期 1 政治・経済入門 1 国際政治の動向 2 民主政治の原理と発展 2 国際社会と国際法 3 世界の主な政治体制 3 国際社会と国際機関の役割 4 日本国憲法の基本的性格 4 国際平和と日本の役割 5 基本的人権の尊重１ 5 資本主義経済および社会主義経済の変容 6 基本的人権の尊重２ 6 国民経済 7 平和主義と日本の安全保障 7 市場経済の機能と限界 8 中間試験 8 中間試験 9 憲法の最高法規性と憲法改正 9 物価の動き 10 国会 10 経済成長と景気変動 11 内閣 11 財政の仕組み 12 裁判所 12 税の意義と役割 13 地方自治 13 貨幣と金融の働き 14 政党と選挙 14 日本銀行と金融政策 15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法 定期試験80%、提出物10%、受講状況（発表点）10%
学生へのメッセージ 本講義では基礎的な経済学の知識および国家構造を学びます。個人の自由の重要性が強調されてきている現在、国のかたちと市民社会での自治の意義を学ぶことは、21世紀を生きるうえで必須といえるでしょう。問題発見力、解決力を養いましょう。
学習・教育目標 (生産工学)			D-1	学習・教育目標 (システムデザイン工学)			D-1	学習・教育目標 (生物応用化学)			D-3