平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
国語1 野口 裕子・木本 伸 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
101110 1年 全学科 必修 3単位
授業概要
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、基本的な読解力を身につけ、自分の考えや感想をもち、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養う。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
  到達目標
   ・基本的な読解力を身につける。
   ・自分の考えや感想をもつことができる。
   ・自分の考えや感想を口頭で発表できる。
   ・自分の考えや感想を文章で表現できる。
   ・古典文学に触れ、感性を育む。
   ・近現代の文学作品に触れ、感性を育む。
教科書
国語総合(改訂版)  北原保雄 監修  (大修館書店)
参考書
国語要覧 (大修館書店)
ジャンプアップ高校漢字問題集 (東京書籍)
授業の進め方
授業は、教科書の読解を中心に進め、板書やプリントを用いて学習意欲を高めつつ、理解を深めていく。定期的に漢字習得のため小テストを行う。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス 1 古文:一 古文入門「古典に親しむ」他
2 小説一「羅生門」  2 古文:二 随筆「徒然草」「枕草子」 
3 小説一「羅生門」 3 表現:話題を選んでスピーチをする
4 小説一「羅生門」 4 日本語「言葉についての新しい認識」
5 小説一「羅生門」  5 日本語「言葉についての新しい認識」
6 小説一「羅生門」  6 日本語「言葉についての新しい認識」
7 小説一「羅生門」 作品を読み比べる 7 漢文:一 漢文入門「漢文を学ぶ」他
8 中間試験 8 中間試験
9 評論一「自然と人間の関係をとおして考える」 9 小説二「セメント樽の中の手紙」
10 評論一「自然と人間の関係をとおして考える」 10 小説二「セメント樽の中の手紙」
11 評論一「自然と人間の関係をとおして考える」 11 表現:相手や目的に応じて手紙を書く
12 表現:順序を工夫して書く 12 古文:三 物語「伊勢物語」
13 詩「しろい春」他 13 評論三「母性」と「父性」の間をゆれる
14 詩「しろい春」他 14 漢文:二 古代の史話「先従隗始」他
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
年4回の定期試験80%、平常点(漢字テスト・提出物・発表等)20%で評価する。
学生へのメッセージ
国語はあらゆる学問の基礎となるものであることを自覚し、読解力や表現力の向上に努めてほしい。また、中国や日本の古典に直接触れることができる基礎を修得する努力をしてもらいたい。そのためにも夏休みには読書感想文を書くことを課すが、その基本は多くの本を読むことであることを目指して欲しい。