平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
電子制御実験2 (前期)松村、白井、松友(後期)深山、栗原、占部、松友 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130515 5年 電子制御工学科 必修 6単位
授業概要
電気回路、電子回路、制御工学及び電気機器などで学んだ知識を、実験を通して体得させることを目標とする。
又、実験に関する口頭試問は、各自の理解している内容を他の人にわかりやすく説明する能力を養うというねらいを持つ。
  到達目標
   1. 目的、原理および方法を理解し、安全に配慮し、自ら考えながら実験を遂行できる
   2. 実験対象の特性の把握に必要なデータがとれる
   3. 実験データを表やグラフに整理して、実験結果を考察し、わかりやすいレポートにまとめられる
   4. 実験内容、原理、実験結果などについて他の人にわかりやすく説明できる
教科書
電子制御実験2テキスト  新居浜高専・電子制御工学科 編集
参考書
各実験に関する参考文献 
授業の進め方
クラスを、同一テーマを一斉に行う実験の班と、個別テーマによる実験の班に分けて、前期 後期とも1/4期ごとに個別実験班と一斉テーマの班を入れ替える。また、一斉実験では実験を行うと共に実験内容の試問時間を設ける。
授業内容
 前期 個別実験              後期 個別実験
第 1週〜第 7週、第 8週〜第 15週     第 1週〜第 7週、第 8週〜第 15週
 1.三相誘導電動機の特性試験      1.半導体電力変換装置(直流チョッパとPWM)
 2.画像処理              2.DCモータの速度フィードバック制御
 3.多関節ロボットの制御 3.リレーを用いたシーケンス制御
 4.ADコンバータを用いた金属棒の  4.プログラマブルコントローラを用いた  
  温度分布測定             シーケンス制御
 5.コンピュータによるデータ解析 5.ネットワークの設計およびルータの設定実習
6.TCP/IP ネットワークプログラミング
 
前期 一斉実験      後期 一斉実験
第 1週〜第 7週、第 8週〜第 15週    第 1〜第 7週、第 8〜第15週
 6.ディジタル応用回路(周波数測定)   1.ディジタルICのアナログ特性
 7.FETを用いた差動増幅回路       2.PLL周波数シンセサイザ回路の設計・製作
 8.DA/AD変換器             3.振幅変調と信号処理
                   4.AMラジオの製作 レポート作成完了 
成績評価の方法
成績は、レポート50%、試問30%を主に、実験の取り組み状況20%を含めて総合的に評価する。
学生へのメッセージ
全ての実験に参加・協力し、全ての実験の報告書を提出すること。授業で既に学んだことを実験にて再確認をするので、実験のテーマに関する教科書を持参すること。再確認の過程でコミニュケーション能力を養う。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-2 学習・教育目標
(生物応用化学)