平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
情報処理3 占部弘治 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130308 3年 電子制御工学科 選択 2単位
授業概要
情報処理3では情報処理2の受講を終えた者を対象に、コンピュータを仕事や研究のために役立てるために必要となる知識や技法について説明を行う。また、C++言語によるプログラミングの学習を通じて、コンピュータによって問題を処理するためのアルゴリズムについて学習を行い、機能的に優れ構造的にも明解で判り易いプログラムの作成能力を身につける.

  到達目標
   ・プログラミングにおける基本的な規則が理解できる
   ・プログラムの基本設計ができる
   ・オブジェクトと型、演算子、式の評価が理解できる
   ・プログラムの流れ、処理の分岐、判断が理解できる
   ・関数を理解し、関数の作成と応用ができる
   ・クラスを理解し、クラスの作成と応用ができる
教科書
ビジュアルラーニング C++入門
参考書
プログラミング講義 C++
授業の進め方
授業は、教科書・プリント・板書を中心に進め、適当な間隔で、コンピュータを用いた演習を行う。 演習課題は WebClass を活用し、出題・提出を行なう。
授業内容
前期 後期
1 C++ の概要 1 C++ の高度な機能
2 C言語の復習 データの入出力、制御構文 2 演習
3 C言語の復習 関数、配列、ポインタ 3 クラスの継承(1)
4 演習 4 クラスの継承(2)
5 C++ での記述の改良、標準入出力 5 演習
6 bool型変数、デフォルト引数、関数のオーバーロード 6 オブジェクト指向と継承
7 演習 7 演習
8 中間試験 8 中間試験
9 ポインタとリファレンス 9 ソートのアルゴリズム
10 演習 10 演習
11 クラスについて(1) 11 再帰呼び出し
12 クラスについて(2) 12 演習
13 演習 13 アルゴリズムとデータ構造
14 オブジェクト指向プログラミング 14 演習
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験の成績で70%、提出物(演習やプリント)30%
学生へのメッセージ
情報処理3は情報処理2の受講を終えた者を対象に授業を進める。
情報処理2の基礎的な内容を再度復習しておくこと。