平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
電気基礎演習 榊原、今井、福田、白井、占部 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130104 1年 電子制御工学科 必修 1.5
授業概要
前期は中学数学の問題演習と電気基礎1で学習した内容の演習を中心として進める。後期は、種々の表計算やCADの実習を中心にして進める。
  到達目標
   1. 単項式、多項式の計算ができること。
   2. 平方根を含む式の計算ができること。
   3. 連立方程式および2次方程式が解けること。
   4. 抵抗の直並列接続、電圧の分圧、電流の分流などの基本回路計算ができること。
   5. キルヒホッフの法則に関する基本演習問題が解けること。
   6. 表計算を使った計算ができること。
   7. 各種アプリケーションやプログラミングの実習ができること。
教科書
電気基礎1 新訂版 堀田栄喜 監修  (実教出版)
参考書
やり直しのやさしい数学 波多江茂樹 著  (日刊工業新聞社)
初めて学ぶ電気の基礎と法則の活用 福田務 著  (オーム社)
授業の進め方
クラスを半分ずつ2班に分け、電子基礎実習と同時開設で、一週毎に交代しながら実施する。すべての演習・実習を行い、すべての提出物を提出すること。 やむを得ず欠席した場合は再実習を申し出ること。演習の中で適宜小テストを行う。
授業内容
 【前期】
第 1週 単項式の計算
第 2週 連立方程式
第 3週 平方根を含む式の計算
第 4週 多項式の計算
第 5週 2次方程式
第 6週 オームの法則、抵抗の直列接続、抵抗の合成、電圧の分圧
第 7週 抵抗の並列接続、電流の分流、抵抗の直並列接続回路の計算
第 8週 キルヒホッフの法則
【後期】
第 1週 表計算を使った電気基礎演習1
第 2週 表計算を使った電気基礎演習2
第 3週 CADの実習:地図
第 4週 プレゼンテーションソフトの演習1
第 5週 プレゼンテーションソフトの演習2
第 6週 プレゼンテーションソフトの演習3
第 7週 プログラミング演習1
第 8週 プログラミング演習2
成績評価の方法
提出物および実習態度での評価80%、小テストによる評価20%
学生へのメッセージ
数学は専門科目を学ぶ上で基礎となる重要な科目です。例えば、キルヒホッフの法則を理解したとしても、連立方程式が解けなければ、複雑な電気回路中を流れる電流の値を求めることはできません。そこで、前半は中学数学の問題演習と電気基礎1で学んだ内容についての演習を主として行います。後半の表計算ソフトなどに関する演習については、実際に自分でやってみて身につけることが重要です。