平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
基礎生物学1 牧 慎也 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
140101 1年 生物応用化学科 選択 2単位
授業概要
現在、生物学に関する領域は非常に広くなってきており、特にバイオテクノロジーを用いる考え方は一般化してきている。今後の学習、進学、就職において必要となる。
  到達目標
   ・植物細胞、動物細胞の構造を簡単に説明できる。
   ・植物、動物のからだのつくりと働きが説明できる。
   ・体細胞分裂について説明できる。
   ・無性生殖と有性生殖について説明できる。
   ・植物と動物の発生のしくみの概要が説明できる。
   ・メンデルの法則について説明できる。
   ・染色体地図について説明できる。
   ・性の決定について説明できる。
   ・内部環境の維持の簡単な仕組みが説明できる。
   ・刺激の受容と応答の簡単な仕組みが説明できる。
教科書
生物I 石川統 他著  (東京書籍)
生物図録 視覚でとらえるフォトサイエンス  (数研出版)
参考書
新しい生物学の教科書  池田清彦 著  (新潮社)
NHKビデオ教材・生物ビデオ
授業の進め方
教科書、板書を中心に講義を進め、内容を具体的に理解するためにビデオ映像を視聴する。
授業内容
前期 後期
1 細胞 はじめに 1 メンデルの実験
2 細胞の構造とはたらき 1 2 遺伝の法則
3 細胞の構造とはたらき 2 3 連鎖と染色体地図 1
4 単細胞生物と多細胞生物 1 4 連鎖と染色体地図 2
5 単細胞生物と多細胞生物 2 5 性と遺伝 1
6 生殖と発生 生殖の方法 1 6 性と遺伝 2
7 生殖の方法 2 7 変異
8 中間試験 8 中間試験
9 動物の生殖と発生 1 9 内部環境と恒常性の維持1
10 動物の生殖と発生 2 10 内部環境と恒常性の維持 2
11 発生のしくみ 1 11 内部環境と恒常性の維持 3
12 発生のしくみ 2 12 刺激の受容と動物の行動 1
13 植物の生殖と発生 1 13 刺激の受容と動物の行動 2
14 植物の生殖と発生 2 14 刺激の受容と動物の行動 3
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
4回の定期試験の成績(70%)、小テスト(20%)、レポート(5%)、平常時の授業応答(5%)で評価する。
学生へのメッセージ
生物学については、小、中学校での授業からある程度の知識を得ていると思う。この授業は、そのレベルを上げ、これから学ぶ生物関連の科目へのステップとなるので、生物学により興味を持って学んで欲しい。