平成19年度
授業科目 担当教員 開講期
シミュレーション工学 豊田幸裕 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61110 専攻科2年 生産工学専攻 必修 2単位
授業概要
コンピュータを用いたシミュレーションに必要な基礎知識と手順を理解する.
  到達目標
   1. コンピュータを用いたシミュレーションが理解できる
   2. シミュレーションのメリット、デメリットが理解できる
   3. 目的や用途に応じたシミュレーションの種類や方法があることが理解できる
   4. EXCELやMATLAB等を用いて、与えられた工学的問題のシミュレーションができる
教科書
配付資料
参考書
東京大学情報科学セミナー:予測、斉藤幹二郎著(朝日出版社)
これならわかる応用数学教室:最小二乗法からウェーブレットまで、金谷健一著(共立出版)
授業の進め方
配付資料に基づき、コンピュータによるシミュレーションの役割を解説し、目的や用途に応じた種々のシミュレーションの解説と手順を説明する.
授業内容
1 ガイダンス
2 シミュレーションとは何か
3 構造モデル(数学モデル、物理モデル等)
4 ブラックボックスモデル(統計解析モデル等)
5 統計解析モデル(多変量解析モデル)
6 最小二乗法の理論と課題1演習(1)
7 統計解析モデル(時系列解析モデル)
8 中間試験
9 最小二乗法の理論と課題1演習(2)
10 非線形最小二乗法の理論と課題2演習(1)
11 非線形最小二乗法の理論と課題2演習(2)
12 状態推定のためのカルマンフィルタ理論(1)
13 状態推定のためのカルマンフィルタ理論(2)
14 状態推定のためのカルマンフィルタの課題3演習(1)
15 期末試験
成績評価の方法
課題1,課題2のレポートを各30%ずつ、課題3のレポートと口頭発表内容を40%で評価する.
学生へのメッセージ
コンピュータを用いたシミュレーション技術は、ものづくりの上で欠かせない必須項目になってきています.この講義をとおして身につけたシミュレーション技術を、様々な用途に適用し、その効果を体験してください.
学習・教育目標
(生産工学)
C-3 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)