平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
電気工学概論1 小松 文章 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
11380 4年 機械工学科  選択 2単位
授業概要
電気工学の基礎的知識である電位・電界について理解し、各種(共振、増幅、発信など)回路が理解できること
  到達目標
   ・電界、電位等の電磁気現象に関する基本的概念を理解できる
   ・直流回路の動作について解析できる
   ・電流の磁気作用および電磁誘導についての原理を理解できる
   ・交流の基本的性質を理解できる
   ・簡単な交流回路の動作を解析できる
   ・直流および交流の電力と電力量について理解し、計算できる
   ・ダイオードの原理を理解し、その応用に関する基礎的な知識を理解できる
   ・トランジスタの動作原理を理解し、基礎的応用に関する知識を理解できる
教科書
電気電子工学概論  磯村滋宏 他著  (朝倉書店)
参考書
なし
授業の進め方
授業は、教科書・板書を中心に講義を進め、適宜、演習を行う。また、基本的事項について学生に質問し、口頭で回答させる。多数の学生が回答できないときは、宿題とすることもある。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス 1 交流回路網
2 電荷と電界 2 共振回路
3 電界と電位 3 半導体の性質
4 コンデンサ 4 pn接合
5 直流回路 5 ダイオード
6 電力と電力量 6 ダイオード応用回路
7 電流の磁気作用 7 接合形トランジスタ
8 中間試験 8 中間試験
9 電磁誘導 9 電界効果トランジスタ
10 自己および相互インダクタンス 10 増幅回路
11 交流の複素数表示 11 発振回路
12 インピーダンスとアドミタンス 12 演算増幅器とその応用
13 交流回路 13 ディジタル回路
14 交流電力 14 光電素子
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を70%、提出物を20%、受講状況を10%で評価する。
学生へのメッセージ
機械工学科の学生にとって、これまで学んだ科目とは内容がかなり異質であり、当初、戸惑うかもしれないが、必要な知識であることを認識し、理解するように努めていただきたい。なお、この科目は電気工学概論2(M5)に続く。
学習・教育目標
(生産工学)
B 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)