平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
総合実習 池内 保一・松英 達也・日野 孝紀 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
15870 材料工学科 必修 3単位
授業概要
総合実習では所定の設計条件を満足するようなマシンバイスを設計し、その製作図に基づいて鋳造および鋳造品の機械加工を行う。その後、組立ておよび強度検査を行う。このように、ものを作成する行程(設計→鋳造→加工→組立→検査)をすべて経験することにより、工作機械の操作法を修得するとともに、ものを作ることの難しさを理解し、さらには完成したときの喜びを実体験する。また、鋳造品を加工する側の立場からも見やすい製作図の書き方を修得する。
  到達目標
   ・設計書を作成できること
   ・工作機械の使用方法を習得できること
   ・製品検査の考え方などを理解できること
教科書
なし
参考書
機械設計1  林洋次 他著  (実教出版)
授業の進め方
班編成を行い、各班毎にマシンバイスの設計製作を行う。1〜4週では各班毎に設計および鋳造を行い、5〜14週では各部品の機械加工およびCAD演習を実施する。第15週目に組立ておよび製品検査、総括を行う。
授業内容
 ガイダンス、マシンバイスの設計(1)
マシンバイスの設計(2)・鋳造作業
マシンバイスの設計(3)・鋳造作業
マシンバイスの設計(4)
各部品の作製((5)〜(14))
1.本体
2.可動体、固定あご
3.締付めねじ、締付おねじ
4.口金、押え板、ハンドル、取付ピン
5.CAD演習
マシンバイスの組立て、製品検査、総括(15)
成績評価の方法
総合実習に対する取組み姿勢((実習の参加度70%(図面提出「修正含む」+役割分担など)+提出物30%)を70%に換算)(70%)と実習ノート(30%)により評価する。実習ノートが提出されなかった場合は単位を認めない。
学生へのメッセージ
今までに学んできた各専門教科の知識を総合的に活用して、マシンバイスの製作に取組み、もの作りの難しさと完成の喜びを感じて欲しい。また、作業は担当教員からのアドバイスに応じて班内の各担当者が自発的かつ積極的に取組んで欲しい。
学習・教育目標
(生産工学)
B、C-1 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)