授業科目 | 担当教員 | 開講期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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材料強度学 | 池内 保一 | 通年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
科目番号 | 対象学年 | 必修・選択の別 | 単位数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15360 | 4年 材料工学科 | 2単位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業概要 原子の構造と結合様式の差による材料の変形と破壊様式の差を認識し、材料強度分野における基本的な用語および強度の評価法について理解し、材料の常識的な強化法および安全対策について学び、材料を合理的に使用するための基礎的な知識と能力を身に付ける。 到達目標 ・1.垂直応力,縦ひずみ,ヤング率,横ひずみ,ポアソン比,せん断応力,せん断ひずみ,剛性率について理解でき基礎的な強度計算ができること。 ・2.結晶のヤング率を原子間結合と結合の強さの観点から定性的に理解できること。 ・3.応力-ひずみ曲線について理解でき,弾性変形,塑性変形,弾性限,耐力,降伏強さ,加工硬化,引張強さについて基礎的な問題が解けること。 ・4.単結晶のすべり変形,結晶の理想強度,転位の種類と特徴,転位の増殖,すべり変形と転位の関係,について基礎的な問題が解けること。 ・5.結晶の固有格子抵抗と結晶の強化法(固溶体強化,析出および分散強化,加工硬化)および多結晶の塑性について転位降伏強さの観点から理解できること。 ・6.延性破壊,脆性破壊,靱性,応力拡大係数,破壊靱性について理解でき,急速破壊に関する基本的な問題が解けること。 ・7.工業的な材料設計で疲労がなぜ重要なのか理解でき,高サイクル疲労,低サイクル疲労,予き裂材の疲労について簡単な問題が解けること。 ・8.クリープはどのような場合に問題になるか,またクリープ曲線および定常クリープにおける応力と温度の影響について理解できること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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授業の進め方 教科書・プリント・板書を中心に講義を進める。 |
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授業内容
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成績評価の方法 4回の定期試験80%、課題提出物20% として評価する。 |
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学生へのメッセージ 材料強度学は、外力が負荷された場合の材料の変形や破壊など、主として材料の力学的挙動を扱う学問分野であり、工業材料のミクロからマクロに至る幅広い分野に関係する学際的な性格を持つ。上記の参考書のところで示した各授業の内容を十分に復習、学習し、理解しておく必要がある。参考書「材料工学」は材料の強度をさらに理解し、製品設計で材料の有効活用に役立つ良書である。 |
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学習・教育目標 (生産工学) |
B | 学習・教育目標 (システムデザイン工学) |
学習・教育目標 (生物応用化学) |