平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
情報数学 先山 卓朗 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
17601 電気情報工学科
(情報工学コース)
2単位
授業概要
集合、確率、統計といった概念について、基礎的な内容を理解するとともに、実際の事例への応用や計算方法について修得する。
  到達目標
   ・集合の概念やその演算について理解できること。
   ・順列や組み合わせについて理解し、具体的な計算ができること。
   ・条件付き確率の概念について理解し、ベイズの定理を利用した計算ができること。
   ・正規分布に関する基本的な性質が理解できること。
   ・最小二乗法について理解し、具体的な計算ができること。
教科書
情報数学 鳥脇
参考書
なし
授業の進め方
教科書の内容に沿って授業を進める。概念や考え方だけでなく具体的な応用や計算方法も重要であるため、適宜ミニテストを実施する。
授業内容
前期 後期
1 集合と確率について 1 確率の性質
2 集合の要素と包含関係について 2 条件付き確率とは
3 集合上の写像について 3 確率変数と確率密度関数
4 データベースとは 4 平均と分散
5 同値関係と順序関係 5 二項分布とは
6 関係の演算とは 6 正規分布とは
7 関係の性質の定式化 7 確率変数の組
8 中間試験 8 中間試験
9 有向グラフとは 9 多変数の統計量
10 ラベル付きグラフ 10 統計量の性質
11 順列とは 11 最小二乗法と相関係数
12 組み合わせとは 12 母集団の統計量の推定
13 二項定理 13 統計量の存在区間の推定
14 期末試験 14 期末試験
15 答案返却、解答解説 15 答案返却、解答解説
成績評価の方法
演習・小テストの結果を40%、定期試験を60%として評価する。
学生へのメッセージ
集合や確率といった概念的なことを数式に置き換えて考えることは非常に重要である。授業を一方的に聞くのではなく、自分で理解し計算してみること。情報処理技術者関連科目
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)