平成18年度

授業科目					担当教員				開講期
電気機器A					稲見和生				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
17390					4年　電気情報工学科						2単位
授業概要 電気機器に生じる電磁気現象、なぜ回転するのか、なぜ起電力を発生するのか、運転特性などを機器の構造と関連させて学ぶ。 　　到達目標 　　　・電気機器に生じる電磁気現象、なぜ回転するのか、なぜ起電力を発生するのかなどを機器の構造と関連させて理解すること。 　　　・機器特有の工学的な物の見方ができるようになること。 　　　・機器の電圧と電流の関係および電力を導出する手法を身に着けること。
教科書 電気機器　　藤田宏　著　　（森北出版） 参考書 電気機器（1）（2）　　野中作太郎　著　　（森北出版）
授業の進め方 あらかじめ毎回の学習目標が分かる問題をプリントで配布し、これを解答する形で授業を進める。その際、質問をしながら、学生の理解度に合わせて授業を展開する。質問に答えられた場合は加点評価する。授業態度が悪い場合は減点評価する。
授業内容 前期 後期 1 ガイダンス 1 右ねじの法則、ファラデーの法則 2 直流機の原理と構造 2 変圧器の原理 3 直流機の起電力 3 変圧器の等価回路の導出 4 直流機のトルク 4 変圧器の特性解析 5 励磁方式 5 三相変圧器の接続法と電圧・電流の定義 6 直流発電機の特性 6 三相変圧器の電圧・電流の関係（デルタ結線） 7 直流電動機の特性 7 三相変圧器の電圧・電流の関係（スター結線） 8 中間試験 8 中間試験 9 同期機の原理 9 誘導電動機の回転原理 10 同期機の誘導起電力 10 誘導起電力 11 同期機の等価回路 11 誘導電動機の等価回路とベクトル図 12 同期発電機の特性（短絡比） 12 誘導電動機の等価回路定数の導出法 13 同期電動機の特性（位相特性） 13 等価回路による特性算定法 14 同期機の入出力、効率 14 誘導電動機の特性曲線（速度トルク特性） 15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法 平常点＝質問解答点（1回5点）＋宿題解答（1問10点満点）で評価する。ただし、平常点は最大50点までとする。評点＝100×（定期試験＋平常点）/（100＋平常点）
学生へのメッセージ 電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標 (生産工学)				学習・教育目標 (システムデザイン工学)			B-1	学習・教育目標 (生物応用化学)