平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
プログラミング1 平野 雅嗣 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
17157 電気情報工学科 必修 2単位
授業概要
C++言語はオブジェクト指向プログラミング言語の代表格であるが、この授業では入門者への導入を考え、オブジェクト指向の概念を必要としない従来のCで扱う範囲に限定した内容を扱う。
  到達目標
   ・C++の特徴を説明できること
   ・C++プログラミングの基礎を理解し、使えること
   ・制御構造を理解し、使えること
   ・配列を理解し、使えること
   ・ポインタと参照を理解し、使えること
   ・データ型、各種演算子、型変換を理解し、使えること
教科書
C++プログラミング入門 湯田 幸八 著 (コロナ社)
参考書
プログラミング講義 C++  
授業の進め方
一週は教室で説明をし、次の週は情報処理室で演習を行う。原則としてこれを繰り返す。
演習や課題はメールを通して担当教員と学生との間でやり取りを行う。必要に応じ、小テストを行う。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス
1. C++とは
1 前期14週目の内容に対する演習
2 プログラミングツールの使い方
前期1週目の内容に対する演習
2 4. 配列
3 2. C++プログラミングの基礎 3 後期2週目の内容に対する演習
4 前期3週目の内容に対する演習 4 4.3 配列と文字列
5 2.2 データ型 5 後期4週目の内容に対する演習
6 前期5週目の内容に対する演習 6 5. ポインタと参照
7 2.3 変数とその宣言 7 後期6週目の内容に対する演習
8 中間試験 8 中間試験
9 前期7週目の内容に対する演習 9 5.4 ポインタと配列
10 2.5 関数の基本 10 後期9週目の内容に対する演習
11 前期10週目の内容に対する演習 11 6. データ型,各種演算子,型変換
12 3. 制御構造 12 後期11週目の内容に対する演習
13 前期12週目の内容に対する演習 13 6.3 各種演算子
14 3.3 制御構造を用いたプログラム 14 後期13週目の内容に対する演習
15 前期末試験 15 学年末試験
成績評価の方法
演習・小テストの結果を35%、定期試験を65%として評価する。
学生へのメッセージ
 この科目は、3年生のプログラミング2につづく科目です。これらの知識は、高学年での数値計算のプログラミングに必要な基礎知識となる他、卒業研究等において種々の問題解決に必要なプログラムの作成の基礎となります。また、他の言語を学習する場合において、書式は異なってもプログラムの組み立て方やプログラムの流れは同一ですので、本科目を修得することにより学習が容易になります。情報処理技術者関連科目