平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
通信機器 佐藤 眞一 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12473 電気工学科・電子制御工学科 1科目選択 1単位
授業概要
前期の「通信工学」に大いに関係しており、ここでは、通信技術に必要な通信機器について講義する。多重通信の意義、無線送受信装置、衛星通信装置、レーダ装置、電源等について講義し、通信機器の基本知識を講義する。
  到達目標
   ・無線送受信装置の構造、基本特性を理解できること。
   ・衛星通信装置の構造、基本特性を理解できること。
   ・レーダ装置の構造、基本特性を理解できること。
   ・各種測定器の構造、基本特性及び基本的測定法を理解できること。
教科書
通信工学概論[第2版]   山下不二雄、中神隆清著(森北出版)
参考書
なし
授業の進め方
教科書に沿って板書で進めるが、現象を物理的に把握、理解できるようにポイントを板書に記載する。また、できるだけ多く演習を行い、学んだことがどのように使われるかを理解させる。講義内容の丸暗記ではなく、考え方の展開が重要であり、この点を確認するための小テストを随時行う。
授業内容
1 多重通信の意義と基礎理論
2 無線送受信装置(PCM方式)
3 無線送受信装置(SS−FM方式)
4 無線送受信装置(SS−SS方式)
5 中継方式(遠隔監視制御装置等)
6 衛星通信(接続方式等)
7 衛星通信(送受信装置)
8 中間試験
9 レーダの概念
10 レーダの機能
11 各種レーダ装置(パルスレーダ、ドップラーレーダ等)
12 通信用電源
13 測定器及びその取扱法(周波数計、電力計、SWR計等)
14 各種測定法
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を70%、小テストあるいは提出物を30%で評価する。
学生へのメッセージ
授業中、先生からの一方通行ではなく、なぜそうなるのか等の物理現象を考える癖を付け、必要ならば質問をし、自分に取り込んだ形で講義を聴くように意識的に努力すること。本科目は、電気主任技術者、第一級陸上特殊無線技士関連科目である。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-1 学習・教育目標
(生物応用化学)