平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
電力工学A 檀上 光昭 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
12431 4年 電気情報工学科
(電気工学コース)
2単位
授業概要
水力、火力、原子力その他のいろいろなエネルギーを電気エネルギーに変換させる方法について学習する。
  到達目標
   ・水力発電の概要が説明できること。
   ・基本的な水力発電設備について説明できること。
   ・熱力学を用いて火力発電の基本的な原理が説明できること。
   ・火力発電設備について説明できること。
   ・原子力発電の概要が説明できること。
   ・原子炉の原理や種類について説明できること。
   ・自然エネルギー利用発電について概要が説明できること。
   ・発変電設備の概要が説明できること。
教科書
発電・変電  
参考書
発変電工学  
授業の進め方
講義と演習を並行して進める。また、必要に応じて小テストを行って、理解力を深める。
授業内容
前期 後期
1 エネルギー概説 1 原子力発電の概要
2 水力発電の種類 2 同位元素と放射性崩壊
3 水力学、流量と落差、水力設備 3 質量欠損と原子核結合エネルギー
4 水車の種類とその特性 1 4 原子核反応と反応断面積
5 水車の種類とその特性 2 5 核分裂連鎖反応
6 熱力学 1 6 原子炉の種類と構成材料
7 熱力学 2 7 加圧水形と沸騰水形原子力発電所
8 中間試験 8 中間試験
9 ランキンサイクル 9 太陽光発電
10 ランキンサイクルの効率 10 風力発電
11 再生サイクル、再熱サイクル 11 燃料電池
12 複合サイクル発電 12 地熱発電
13 ボイラー、タービン 13 発変電設備
14 火力発電設備 14 発電所の運用
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
(1)定期試験・臨時試験 80%
(2)課題提出物 20%
学生へのメッセージ
 授業は講義と演習を並行して進める。また、必要に応じて小テストを行う。発電所の見学も1回は行うようにしている。
 電力工学1は次年度に学習する電力工学2や電気法規とともに電気主任技術者認定に必ず必要な科目の一つである。将来、電気主任技術者の認定を受けよう考えている人は必ず修得してください。
 電気を発生させるのに、電気以外の多数の工学的技術が必要とされることを学習して欲しい。また、電気の発生は、環境問題、国際問題、各種利権などが複雑に絡み合った社会問題でもあることを認識して欲しい。
 電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-1 学習・教育目標
(生物応用化学)