平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
電子創作実習 出口 幹雄・松友 真哉 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13832 電子制御工学科 必修 3
授業概要
マイクロコンピュータを用いた競技用マシンの設計・製作を通じて、電子回路・ディジタル回路・コンピュータ・プログラミング・インターフェース・センサ、などに関する実用的な基礎技術を習得するとともに、チームワークによる仕事の進め方について学ぶことを目標とする。

  到達目標
   ・OPアンプ・デジタルICの使い方について実践により体得すること。
   ・マイクロコンピュータのプログラミングについて実践により体得すること。
   ・モータの回転制御について実践により体得すること。
   ・超音波センサについて実践により体得すること。
   ・赤外線センサについて実践により体得すること。
   ・コンピュータの割り込み技術について実践により体得すること。
   ・ものづくりの具体的進め方について実践により体得すること。
教科書
新居浜高専・電子制御工学科編集
参考書
なし
授業の進め方
クラスを半分ずつ2班に分け、電子制御実験1と同時開設で、2週毎に交代しながら実施する。
授業内容
 第1週 OPアンプの基本回路
第2週 マルチバイブレータ
第3週 アナログスイッチ・フリップフロップ・カウンタ
第4週 CPUの制御信号・8255の使い方
第5週 マシン語プログラミング
第6週 超音波の利用
第7週 モータの駆動
第8週 赤外線センサ
第9週 割り込みを用いた制御
第10週 マシン製作(1)
第11週 マシン製作(2)
第12週 マシン製作(3)
第13週 マシン製作(4)
第14週 マシン製作(5)
第15週 競技会

成績評価の方法
作成したドキュメント類および製作物によって評価する。
学生へのメッセージ
さまざまな科目で電気・電子工学にまつわる事柄を学んでいるが、一つのまとまったモノを自ら設計し作り上げて行こうとすると、これまで別々に学んで来たことが、バラバラのものではなく、実は密接に関わったものであることに気付くはずである。その時にそれらが一本の線につながって自分のものになる。そういう視点の変革を、意識して体験して欲しい。また、他人と協力して一つのものを作り上げて行く際に、何が最も重要か、ということをよく考えながら受講して欲しい。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
B-2 学習・教育目標
(生物応用化学)