平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
電気基礎演習 今井、占部、白井 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13829 1年 電子制御工学科 必修 1.5
授業概要
前半は主として電気基礎1で履修した内容の演習を中心として進める。後半は、種種の表計算やCADの実習を中心にして進める。
  到達目標
   ・オームの法則、抵抗の直列接続、抵抗の合成、電圧の分圧に関する計算ができること
   ・抵抗の並列接続、電流の分流、抵抗の直並列接続回路に関する計算ができること
   ・電池の直並列接続、電池の内部抵抗に関する計算ができること
   ・内部に電池を含む直並列接続回路に関する回路方程式をたてそれを解くことができること
   ・表計算を使った電気基礎に関する計算ができること
   ・各種CADの実習ができること
教科書
電気基礎1 新訂版 堀田栄喜 監修 実教出版
電気基礎 柴田 皆藤 共著 コロナ社
参考書
なし
授業の進め方
クラスを半分ずつ2班に分け、電子基礎実習と同時開設で、一週毎に交代しながら実施する。すべての実習を行い、すべての提出物を提出すること。 やむを得ず欠席した場合は再実習を申し出ること。演習の中で適宜小テストを行う予定である。
授業内容
 【前期】
第 1週 連立方程式
第 2週  1次関数
第 3週  式の計算(多項式の乗法、因数分解)
第 4週  2次方程式
第 5週  オームの法則、抵抗の直列接続、抵抗の合成、電圧の分圧
第 6週  抵抗の並列接続、電流の分流、抵抗の直並列接続回路の計算
第 7週  抵抗の直並列接続回路の計算、電流計の内部抵抗と分流器
第 8週  電圧計の内部抵抗と倍率器、ブリッジの平衡条件
【後期】
第 1週  電池の直並列接続、電池の内部抵抗
第 2週  キルヒホッフの法則、第一法則、第二法則
第 3週  回路方程式とその解き方、小テスト
第 4週 表計算を使った電気基礎演習1
第 5週 表計算を使った電気基礎演習2
第 6週 表計算を使った電気基礎演習3
第 7週 CADの実習:地図
第 8週 CADの実習:電気回路
成績評価の方法
提出物および実習態度での評価(80%),試験による評価(20%)
学生へのメッセージ
前半は電気基礎1での履修内容について演習を主として行う。これからの基礎となる重要な科目であるため、しっかりと身につけること。後半の表計算ソフトなどに関する演習についても、実際に自分でやってみて身につけることが重要である。