平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
電気回路1 白井みゆき 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13210 電子制御工学科 選択 2単位
授業概要
交流回路の基礎的な理解とその取り扱いができること。
  到達目標
   ・交流の電圧・電流を表現することができる。
   ・さまざまな回路での電圧・電流ベクトルを求めることができる。
   ・交流電力の計算をすることができる。
   ・交流の複素数表示による計算を行うことができる。
教科書
電気基礎1 新訂版 片岡 昭雄、岩本 洋 監修 実教出版(株)
電気基礎2 新訂版 片岡 昭雄、岩本 洋 監修 実教出版(株) 
参考書
基本式の理解と活用  電気基礎  実教出版(株)
授業の進め方
教科書と参考書を併用し、演習を多く取り入れながら授業を進める。
授業内容
前期 後期
1 正弦波交流             1 交流電力
2 交流の表し方(瞬時値と最大値、周波数と周期、交流の平均値) 2 交流電力(続き)、および演習問題(交流電力)
3 交流の表し方(実効値、位相と位相差)、正弦波交流の合成   3 複素数、複素平面、極座標による表し方
4 オームの法則とキルヒホッフの法則、第1節の演習問題 4 乗算と除算、正弦波交流の複素数による表し方
5 ベクトル、R,L,C 単独の回路 5 R,L,C単独の回路のv,iの複素数表示
6 演習(R,L,C 単独の回路)
6 演習
7 演習(続き)、および第6週までの復習 7 演習(続き)、および後期第5週までの復習
8 前記中間試験 8 後期中間試験
9 R,L,C単独の回路(続き) 9 インピーダンスの表し方
10 R,L直列回路 10 演習(記号法の取り扱い)、記号法による計算、直列回路
11 R,C直列回路 11 R,L並列回路、R,C並列回路
12 R,L,C直列回路 12 R,L,C並列回路
13 演習(R,L,Cの働き) 13 演習
14 演習(続き)、および第13週までの復習 14 演習(続き)、および後期第11週までの復習
15 前期期末試験 15 後期期末試験
成績評価の方法
定期試験:70%、演習課題や小テストなど:30%
学生へのメッセージ
電気回路1では、交流回路の基礎を学習する。3年・電気回路2、4年・電気回路3・4、専攻科・電気回路特論へと展開される電気回路論の基礎となる重要な科目である。