平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
情報処理2  田中 大二郎 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13150 電子制御工学科 必履修 2
授業概要
 情報処理2はC言語によるプログラミングの学習を通じてコンピュータの仕組みや働きを理解すると共に、表現が理論的に正しく、構造的に明解でわかり易いプログラムの作法を身につける。さらに、一連の講義および演習を通じて、コンピュータよる情報の伝達や処理のための基礎知識と技術を修得する。

  到達目標
   ・ハードウェアとソフトウェアの関係が理解できる
   ・変数の型と宣言が理解できる
   ・文字データの入出力、数値の入出力と演算ができる
   ・比較や反復の書式が理解できる
   ・演算の優先順位が理解できる
   ・関数を理解し、簡単な関数が作成できる
教科書
ザ・TURBO C
参考書
なし
授業の進め方
授業は、教科書・プリント・板書を中心に進め、適当な間隔で、コンピュータを用いた演習を行う。
授業内容
前期 後期
1  コンピュータによる情報処理、ハードウェアとソフトウェア
 
1  無限ループ、break文、メニューの作成
 
2  計算機とプログラミング、プログラムの基本
 
 
2  演習
3  演習 3  文字の表し方、文字コード、文字列と文字配列、文字配列の応用
4  変数と型の宣言、文字列データの入出力

 
4  関数の基礎、関数の型と返り値、引数についての決まり
 
5  数値の入出力と計算 5  演習
6  演習 6  関数の書き方と使い方、関数の呼び出し
 
7  比較や反復の書式、if文、論理式、演算子の優先順位 7  関数への配列の渡し方、ポインタとアドレス
 
8 <前期中間試験>> 8  <後期中間試験>
9  ファイルとホルダー、ファイルの形式
 
9  Void型関数、内容交換、再帰呼び出しと応用
 
 
10  演習 10  演習
11  比較と反復、while文、for文、条件式
11  2進数と16進数、乱数の作成と応用
 
12  配列の宣言と寸法、配列へのデータの入出力 12  データの並べ換え、アルゴリズムと効率
13  演習 13  演習
 
14  配列の宣言と寸法、配列へのデータの入出力 14  構造体の作成、構造体の応用、ファイルへの出力
15  <前期末試験> 15  <学年末試験>
成績評価の方法
定期試験の成績で70%、演習の提出物で10%、授業の出席状況で20%にて評価する。
学生へのメッセージ
情報処理1の基礎的な内容を再度復習しておくことを勧める。