平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
応用数学D 古城克也 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
13112 電子制御工学科 選択 1単位
授業概要
3年生までに学習した数学の内容を踏まえ、さらに発展した応用数学の基本知識の理解と定着を目標とする。前半は多変量解析について学習し、計算方法を身につけるとともに、重積分についての理解を深めることを目指す。後半はラプラス変換について、定義に沿って基礎を重点的に学習する。
  到達目標
   ・多変数関数の極値および条件つき極値を求められるようにすること。
   ・多変数関数の重積分を求められるようにすること。
   ・簡単な関数のラプラス変換・逆ラプラス変換ができるようにすること。
   ・ラプラス変換を使って微分方程式を解けるようにすること。
教科書
自作テキスト
新訂 応用数学 田河生長著(大日本図書)
新編高専の数学3(第2版) 田代嘉宏・難波完爾編(森北出版)
参考書
なし
授業の進め方
教科書及び自作テキストを使って講義、問題演習を行う。
提出課題を与え、授業内容の理解を図る。
授業内容
前期 後期
1 授業の説明、多変数解析:偏微分 1  
2 多変数解析:2次形式と固有値 2  
3 多変数解析:極値 3  
4 多変数解析:条件付き極値 4  
5 多変数解析:重積分 5  
6 多変数解析:変数変換 6  
7 多変数解析:行列関数 7  
8 前期中間試験 8  
9 ラプラス変換:定義と例 9  
10 ラプラス変換:相似性、移動法則 10  
11 ラプラス変換:微分法則、積分法則 11  
12 ラプラス変換:たたみ込み 12  
13 ラプラス変換:逆ラプラス変換 13  
14 ラプラス変換:微分方程式への応用 14  
15 前期末試験 15  
成績評価の方法
定期試験70%、提出物20%、受講状況10%
学生へのメッセージ
3年生までの数学の授業内容を理解していなければこの授業の理解も不可能です。復習を入れながら授業をしますが、理解の足りない部分は各自の努力で補う姿勢を持ってください。講義時間は多くありませんので有効に使いたいと思います。集中して授業に取り組んでください。この授業に限らず、数学全般においてよく分からない所は、積極的に質問に来てください。
学習・教育目標
(生産工学)
  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
A-1 学習・教育目標
(生物応用化学)