平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
特別講義2 河合 洋一・田中 則章 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61973 2年 生産工学専攻 選択 1単位
授業概要
技術者にとって、信頼される製品を消費者に供給することは最も重要な課題である。この授業では、生産現場で必要とされる品質管理と安全管理の基本的な考え方を、企業の技術者による講義を通して学び、その重要性を認識することを目的とする。
  到達目標
   ・品質管理と安全管理の視点から技術者の倫理の重要性を説明できること。
   ・品質管理の目的と意義を説明できること。
   ・品質計画から品質改善までのPDCAサイクルの重要性を説明できること。
   ・品質管理の実践としてのQC7つ道具の使い方を説明できること。
   ・安全の概念およびリスク管理の考え方を簡単に説明できること。
   ・未然防止技術の目的や必要性を説明できること。
   ・安全性評価の方法について簡単に説明できること。
教科書
配布プリント
参考書
未定
授業の進め方
集中講義とする。
授業内容
第1回 品質管理とは(品質管理の目的、TQCとTQM、QCストーリー、PDCAサイクル)
第2回 品質計画、品質管理の実践1(サンプリング法、QC7つ道具1)
第3回 品質管理の実践2(QC7つ道具2)
第4回 品質保証、品質改善、製造物責任と消費者保護
第5回 安全とは(安全・リスクの概念、リスク管理の考え方、産業災害の実態)
第6回 安全と技術者の倫理1
第7回 安全と技術者の倫理2、未然防止技術(フェールセーフ、フールプルーフなど)
第8回 安全性評価(システム解析など)
成績評価の方法
報告書の内容を100%として評価する。
学生へのメッセージ
学習・教育目標
(生産工学)
A-2 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)