平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
計測制御実習 豊田 幸裕・谷口 佳文・宮田 剛・志賀 信哉・松英 達也 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61912 生産工学専攻 必修 単位
授業概要
電子工学、計測工学及び自動制御の基礎学力を基に、制御用シュミレ-ションソフト(MATLAB/Simulink)や計測用ソフト(LabVIEW)などのITツールを利用して計測制御に関する実習を行い、工学的問題を解析する手法を身につけさせることを目的とする。
  到達目標
   ・PCを活用した計測・制御の手法について理解できること。
   ・MATLAB/Simulinkのサンプルプログラムが理解できること。
   ・LabVIEWで簡単な測定機器を制御し、計測データを収集するプログラムを作成できること。
   ・収集した計測データを解析するためのMATLAB/Simulinkプログラムを作成できること
教科書
計測制御実習テキスト (新居浜高専専攻科 生産工学専攻)
参考書
MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学  川田昌克、西岡勝博 著  (森北出版)
LabVIEWテキスト  (ソニー・テクトロニクス株式会社)
科学計測のための波形データ処理入門 南 茂男、河田 聡 著 (CQ出版)
授業の進め方
毎回配布する資料に基づいて実習を行なう。電子計算機室で1人1台のパソコンを用い実習を進めてゆく。前期はMATLAB/Simulinkについての実習を行い、後期はLabVIEWについての実習を行なう。定期的に課題を与えるので、やったことをレポートとして提出する。また、前期と後期の終わりにプレゼンテーションと口頭試問を行なう。
授業内容
 前期			
1.〜10. MATLAB/Simulinkの基礎実習
11.〜14. MATLAM/Simulinkを用いた信号処理シミュレーション
15. プレゼンテーション

後期
1.〜9. LabVIEWプログラミングの基礎実習
10.〜14. LabVIEWを用いた計測制御実習
15. プレゼンテーション
成績評価の方法
プレゼンテーション30%、提出物(レポート、プログラム演習等、口頭試問含む)70%とする。
学生へのメッセージ
エアコンには温度センサーと制御用コンピュータが内臓されており、室温を一定に保ってくれます。このように目的の状態にするための操作が制御、室温を測る(ある状態の量をはかる)ことを計測といいます。この「計測・制御」にさらに情報通信が組み合わさったのが、例えば、「道路交通システム」です。計測制御とは一つのシステムとして捉えてください。
学習・教育目標
(生産工学)
C-3 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)