平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
量子力学 馬淵 真人 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61890 生産工学専攻 必修 2単位
授業概要
 原子・分子といった極微の世界(ミクロの世界)を支配する重要な理論でありながら、なかなかわかりにくい量子力学を、それがなぜ必要とされるか、という理由から順を追って学ぶことで、真の理解を促す。難しい数式を使わずに、物理的意味を言葉で解説する一方、より深く学びたい人へ節を分けて詳しく解説。
  到達目標
   ・光の粒子、粒子性と波動性、シュレーディンガーの波動力学の理解
教科書
わかりやすい量子力学入門ー原子の世界の謎を解く  丸善
参考書
物理学入門 上下 砂川重信著  岩波書店
授業の進め方
 講義では数学的取り扱いはできるだけなくし、初等量子力学の修得を目的とする。また教官が一方的に講義をするのではなく、学生参加の双方向授業の講義形式を行うので、積極的に質問をして欲しい。
授業内容
1 原子の世界の謎
2 物質と電気の原子的性質
3 原子の構造
4 光の粒子の発見
5 電子と波
6 シュレーディンガーの波動力学
7 粒子性と波動性
8 中間試験
9 水素原子
10 元素の周期律
11 光の量子力学
12 広がる量子力学の世界
13 その他関連する項目
14 その他関連する項目
15 期末試験
成績評価の方法
中間・期末定期試験100%
学生へのメッセージ
 量子力学は古典物理学とは異なる概念でなじみにくいので、毎回講義後に復習し、教科書、参考書をひもとき、各回ごとに理解しておくこと。
学習・教育目標
(生産工学)
A-1、A-2 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)