平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
制御工学 王 欣 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61830 2年 生産工学専攻 必修 2単位
授業概要
自動制御は、現在の社会では欠かすことのできない技術であり、社会のあらゆる分野で使用されていると言っても過言ではない。そこで、本科目では、自動制御とはどんなものであるかを理解してもらうことに重点を置き、制御技術成立の歴史などにも触れながら、自動制御技術の基礎の習得を目指す。
  到達目標
   ・制御システムの基本的な構成を理解すること。
   ・フィードバック制御基本的な原理を理解すること。
   ・フィードフォワード制御基本的な原理を理解すること。
   ・プロセス制御システムの基本的な原理を理解すること。
   ・古典制御技術の展開の系譜がわかること。
   ・近代制御工学の基本的な概念がわかること。
教科書
自動制御とは何か  示村悦二郎 著  (コロナ社)
参考書
制御工学  下西二郎、奥平鎮正 著  (コロナ社)
授業の進め方
教科書を輪講形式で、順番に読んでいきながら、適宜、解説を行う。
授業内容
1 制御とはどういうことか
2 制御システムの基本的な構成
3 フィードバック制御の起源
4 フィードフォワード制御
5 制御理論の芽生え
6 サーボメカニズム
7 サーボメカニズムに関する演習
8 プロセス制御システム
9 プロセス制御システムに関する演習
10 近代制御技術の展開の系譜
11 制御技術前史
12 古典制御理論の成立
13 新しい制御理論の誕生と展開
14 身の回りに実際に使われている制御技術についての考察.
15 期末試験
成績評価の方法
評価は、学年末試験70%、課題、レポート30%として行う。
学生へのメッセージ
本科目では、自動制御とはどんなものであるかを理解してもらうことに重点を置いているので、体系的な理論については学習しない。自動制御の理論を学ぼうとする人は、参考書に挙げた「制御工学」の本を一読することを奨める。
学習・教育目標
(生産工学)
A-2 学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)