平成18年度
授業科目 担当教員 開講期
材料熱力学 松原 靖廣 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
61300 1年 生産工学専攻
(材料系)
選択(SM-Z) 2単位
授業概要
熱力学に関する基本知識を修得し、それを工学に応用する力を身につける。
  到達目標
   ・熱力学の法則を理解して説明できる。
   ・自由エネルギー、エントロピーなど種々熱力学関数を用いて種々の現象と熱力学を関連づけた説明ができる。
   ・効率のよい材料製造/設計を熱力学的知識を用いておこなうことができる。
教科書
配布プリント
参考書
ムーア物理化学(上)  藤代亮一 訳  (東京化学同人)
演習 物理化学  坂上信次 他著  (共立出版) 他に多数の物理化学演習書 
授業の進め方
熱力学第一、二法則に関する演習問題を中心に解く形式で講義を進める。演習問題を各人で時間中に解く。適時、レポートの問題を出しそのレポートの提出を求める。
授業内容
1 熱力学第一法則に関する熱力学演習問題(5問) と説明 (U=Q+W 、H=U+PV等)
2 熱力学第一法則に関する演習問題(5問)と説明(状態量とはなにか、理想気体 等温膨張、断熱膨張)
3 熱力学第一法則に関する演習問題(5問)と説明(仕事、熱量の具体的計算 Cv、Cp 他)
4 熱力学第一法則に関する演習問題(5問)と説明
5 熱化学演習問題(5問)と説明(燃焼熱、Hessの法則他)
6 熱力学第ニ法則に関する熱力学演習問題(5問)と説明(ΔS=ΔQ/T、カルノーサイクル他)
7 熱力学第ニ法則に関する演習問題(5問)と説明(カルノーサイクル、熱効率)
8 中間試験
9 熱力学第ニ法則に関する演習問題(5問)と説明(エントロピィーの解釈、混合エントロピィー)
10 熱力学第ニ法則に関する演習問題(5問)と説明(G=H-TS、A=U-TS、自由エネルギー導出過程)
11 熱力学第ニ法則に関する演習問題(5問)と説明(自由エネルギーの計算と意味)
12 相平衡に関する演習問題(約5題)と説明
13 化学平衡に関する演習問題(約5問)と説明
14 統計熱力学(約5問)と説明
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験点を80%、小テストやレポートの評価点20%で全体100%評価する。
学生へのメッセージ
自分の力で、いろいろ専門書を調べて問題を解くよう努力してください。
学習・教育目標
(生産工学)
B  学習・教育目標
(システムデザイン工学)
  学習・教育目標
(生物応用化学)